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理不尽な上司を論破した大胆エピソード「上司は何も言い返せず一気に意気消沈。気づいたらいなくなっていました」

2020年02月14日 17:50  キャリコネニュース

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円滑に業務を行うには、コミュニケーションが不可欠だ。しかし職場には、自分本意な伝え方で済ませようとする上司もいる。管理・事務職の40代男性キャリコネニュース読者からは、「LINEで指示がくる。人間味がない」という。ほかにも、

「何も言わずに仕事道具や工具を渡してきたり、こちらが気づかなければその場に放り投げる。作業中に出たゴミを、こちらを見ずに捨ててくる」(20代男性、建築・土木系技術職)
「プレゼン資料を説明したとき、4ページ目にいったら急に1ページ目に戻って説明しだした。合成が必須の業務だが、その説明を6時間以上も強要される」(30代男性、技術職)

と配慮が足りなかったり、理解力に欠けたりする上司に辟易する声が多く寄せられている。今回は50代男性の職場にいるある社員が、コミュニケーションのとれない上司を失脚させた論破劇を紹介する。(文:鹿賀大資)

質問をしても大抵は機嫌が悪くて「知らねえよ!」「いちいち言ってくるんじゃねぇ」


男性の上司は「成功事例の共有」と称して、頻繁に勉強会を開催している。ところがその内容は、上司の過去の自慢話を羅列するというもので、「現在の業務には何の役にも立たないものばかり」だという。そんな上司について、

「いろいろと相談や質問をしに行くと、大抵は機嫌が悪くて『知らねえよ!』とか『いちいち言ってくるんじゃねぇ』と怒鳴られて追い返されます。メールで報告を入れておいても『忙しいんだから、いちいちメールなんか読んでねえよ』と言い放つ始末」

という。一方で、個々の案件を細かくチェックしては、些細なことに文句をつけて来るそうで、男性は「とても扱いに困っていました」と綴る。その職場では大勢の業務委託社員を抱えていた。しかし上司は、彼らに対しても同様の態度をとっていた。

ある日、委託社員の抱える案件が暗礁に乗り上げ、進捗が止まる事態が起きた。そのことが進捗会議の席で明らかになると、途端に上司は委託社員に「どうしてもっと早く報告しなかったんだ!」と怒鳴ったという。ところがすぐに場は一転した。

「どこへ行ったのかは知りませんが、昇進ではないようです」

そんな中、声をあげたのはいつもはおとなしい業務委託の社員だという。

「溜まりに溜まっていたのか、大声で『あんたが"いちいち言ってくるんじゃねぇ"って言ったじゃないですか』と反論。会議出席者の大半もそれに同調していました。部長も出席しているところで、思わぬ反撃を受けた上司は何も言い返せず一気に意気消沈でした」

それ以降、上司は多少なりとも大人しくなったという。ただ、委託社員の中には上司に恨みを抱いて辞めていった人も多数いた。その内の誰かが某掲示板に実名で上司の過去の悪行を書き込み、大騒ぎになった。

男性は、その上司について「奴は気づいたらいなくなっていました。どこへ行ったのかは知りませんが、昇進ではないようです」と綴っている。

※キャリコネニュースでは引き続き「上司のコミュニケーション能力に不満はありますか?」や「ウチの会社のホワイト自慢」に関するアンケートを募集しています。