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“金持ちYouTuber”ヒカル、180万円でゴミ屋敷を清掃 古紙幣の束を発見&査定額に驚き

2020年02月14日 07:02  リアルサウンド

リアルサウンド

動画サムネイルより

 人気YouTuberのヒカルが2月8日、ゴミ屋敷となった一軒家の清掃を引き受け、その交換条件として譲渡された中身を業者に査定してもらう動画を投稿した。


(参考:YouTuberヒカル、“ゴミ屋敷”の中身を買い上げ自費で清掃 収支60万円黒字の理由とは?


 昨年6月29日にも同様の企画に取り組んだ動画を投稿したヒカル。その時はTwitterのフォロワーから「ゴミ屋敷があるので、清掃してもらえたら中身をタダであげます」というオファーを受け、千葉県某所にあるワンルームマンションの1室で清掃&宝探しに臨んだのだが、結果として、ロレックスの腕時計、ダイヤとプラチナのリング、GIVENCHYのサングラスなど高級品を次々と発掘して、清掃料との差し引きで計60万円の黒字をたたき出していた。


 その成功体験からヒカルは、このほど約7ヶ月ぶりに第2弾となる動画を投稿。またも視聴者からの依頼によって、今度は前回よりもスケールアップして一軒家の清掃を行うという。清掃業者の見立てとしては、4tトラックの荷台が10回満杯になるほどの不用品が眠っているらしく、ゴミの量にして前回の5倍ほどとのこと。ちなみに、清掃する一軒家は何らかのお店だったようで、ヒカルは「お店といえば裕福なイメージ。お金になるものがあるんじゃないか」と期待を寄せていた。


 早速、屋内に足を踏み入れると、古いパッケージのファンタオレンジ・ファンタグレープの缶が地面に散乱していた。その後、ガチャガチャやレジなどもあったことから、どうやらここは、お菓子やジュースなどを販売していた商店だったようだ。


 奥へと侵入すると、居住スペースらしき場所へ到着。すると、棚に無造作に置かれたPCエンジンスーパーグラフィックス専用ソフト『大魔界村』を発見し、ヒカルは「何これ!? 死ぬほど古いぞこれ! こんなんプレミアつくんちゃう!?」と大興奮。続けて、古びた雑誌・書籍、さらには金庫を次々と見つけていき、「1個1個見ていっとったら絶対、お宝にぶち当たる時が来ると思う」と鼻息を荒くした。


 あまりにもゴミの量が膨大だったため、清掃業者にあとは任せて、1日後に再びゴミ屋敷へと戻ったヒカル。ゴミ屋敷がすっかり綺麗になったことに感心しつつ、「問題なのは、果たしてどんなお宝が出てきたのかということと、この清掃料がいくらかかったのかということですよ。差し引きが僕の収入になりますから」と前提に立ち返った。


 もっとも期待値の高かった金庫から出てきたのは、汚れと痛みの激しい、伊藤博文の1000円札、板垣退助の100円札、聖徳太子の1万円札などを含めた古紙幣の束。けれども、特筆すべき品はこれくらい。清掃業者によると「値段が付きそうなものはほとんどなかった」とのこと。しかも、唯一価値のある古紙幣も「3万円程度の価値」らしく、清掃費が180万円かかっていたために177万円の大赤字となってしまった。


 予想外の出費にさすがのヒカルも「どぎついなこれは!」「ゴミ屋敷で稼ぐのも甘くない」と苦笑い。とはいえ、現在ヒカルは1ヶ月で3000万円を使い切る企画「1ヶ月3000万円生活」に挑戦中。「1ヶ月3000万円生活でお金使うってなっていたから、こういう使い方もありなんじゃないか」とすぐに前を向き、「この動画の反響があれば、次いきますけどね」と宣言した。


 2月13日時点で同動画の再生回数は200万回を超えている。どうやら、第3弾にも期待できそうだ。


(こじへい)