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水野美紀、岸井ゆきの、本多力、坂田利夫ら、佐藤二朗主演ドラマ『浦安鉄筋家族』で大沢木家に

2020年02月14日 07:02  リアルサウンド

リアルサウンド

(左下から時計回りに)斎藤汰鷹、岸井ゆきの、水野美紀、佐藤二朗、坂田利夫、本多力 (c)浜岡賢次(秋田書店)1993

 4月クールのテレビ東京「ドラマ24」枠で放送されるドラマ『浦安鉄筋家族』の追加キャストとして、水野美紀、岸井ゆきの、本多力、坂田利夫らの出演が発表された。


参考:佐藤二朗、ドラマ『浦安鉄筋家族』で主演に 監督は『おっさんずラブ』瑠東東一郎、脚本は上田誠


 本作は、浜岡賢次の人気ギャグ漫画シリーズを、ヨーロッパ企画の上田誠脚本、『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)の瑠東東一郎監督のタッグで実写ドラマ化するエクストリーム・ホームコメディ。限りなく東京に近い千葉、浦安。“夢の国”から少し外れたところに、パワフルでハチャメチャな家族、大沢木家が住んでいた。お父さんの禁煙作戦には家族総出で大乱闘、外食すればなぜか大食いバトルへ発展し、息子が熱を出せば近所を巻き込んで、なぜかベビーファイトからのマザーファイトが始まってしまう……。どんな些細な出来事も、この大沢木家にかかれば想像を絶するドンチャン騒ぎ。大鉄をはじめ大沢木家のメンバーや、原作でもお馴染みの春巻先生、花丸木くん、土井津親子など個性豊かなご近所のキャラクターも登場する。


 主演を務めるのは、子供から大人まで幅広い支持を得る個性派バイプレイヤーの佐藤二朗。とにかく超テキトーでだらしがない大沢木家の大黒柱・大鉄を演じる。


 今回出演が発表されたのは、佐藤演じる大鉄を取り巻く、大沢木一家を演じるキャストたち。料理上手で子煩悩、普段はお淑やかだがスイッチが入ると誰にも暴走が止められない大鉄の妻・大沢木順子役に、瑠東監督とは『黒い十人の女』『探偵が早すぎる』(共に読売テレビ・日本テレビ系)に続いて3度目のタッグとなり、今回監督からの熱烈オファーを受けた水野が決定。得意のアクションシーンにも期待がかかる。


 大沢木家で一番まとも(!?)に見えるが、彼氏・花丸木くんのこととなると盲目になり、恋人関係を守るためならすべてを捨てて全力奔走する、メルヘン且つ現実的な大沢木家の長女・大沢木桜を岸井が演じる。アニメ・発明オタクで大沢木家の自宅警備員を務める永遠の浪人生だが、何回浪人しているのかは大沢木家の誰も知らない、大沢木家の長男・大沢木晴郎役を、本作のメイン脚本を務める上田が代表の劇団・ヨーロッパ企画所属の本多が務める。


 また、坊主頭がトレードマークで勉強嫌い、けれど学校では連続登校記録を更新し続けている(!?)浦安一のおバカな小学生、大沢木家の次男・大沢木小鉄役には、オーディションにて斎藤汰鷹が決定。趣味はロックを聴くことでいつものんびりしているが、いざという時にとんでもない反射神経を発揮するじいちゃん、大沢木家の祖父・大沢木金鉄役を、新喜劇で長年活躍し続け、アホの坂田として知られるお笑い芸人の坂田利夫が演じる。そして、大沢木家の三男・大沢木裕太役は、テレビ東京の諸事情で某スタッフの愛息子・キノスケに決定。理由としては「制作費が足りない」「とにかく制作費が足りない」と諸説(?)あるものの、真相はいかに……。


 出演が発表されたキャストと原作キャラクターからはコメントも寄せられている。


【大沢木順子】
・水野美紀 コメント
順子を演じるにあたって、逆に意気込みだけしかありません。それ以外はどうすれば良いのか分かりません。こんな無茶振りはダチョウ倶楽部さんと同じ芸歴である、私の女優人生の中でも初めてのことです。意気込みはあります。どうすれば良いか誰か教えてください。そして大鉄役の佐藤二朗さんの印象はクレイジー。とにかくクレイジーな印象です。恐ろしいです。このドラマはコンプライアンスに抵触していそうなところが見どころ。岸井ちゃんの入浴シーンもあるかもしれません。ないかもしれません。


・原作『浦安鉄筋家族』大沢木順子 コメント
え~!! 水野美紀さんが私役!? そんなそんな、私なんかが。なんだか照れちゃうわね、ウフフ(ハート)


【大沢木桜】
・岸井ゆきの コメント
数多くのファンの方がいるこの作品に関わることはプレッシャーが大きく、漫画を読み返しては悩んだりもしました。ですが、台本が届き、読みはじめた瞬間に文字から飛び出す楽しげな大騒ぎとそのハチャメチャさに、今はただワクワクしています。周りにどう思われようと、なにが起きようと、なんだかんだ家族を愛している大沢木家同様、わたしもこのチームを愛し、最終回まで突き進んでいきたいと思います!


・原作『浦安鉄筋家族』大沢木桜 コメント
ゆきのちゃん、超可愛い~(ハート) ちょっと嬉しすぎるんですけど!! あ!! 花丸木くんも、モロチン…じゃなくて、モチロン出るんですよね?


【大沢木晴郎】
・本多力 コメント
原作のパワーが凄すぎるので、「果たしてどんなドラマになるんだ!!」という興味とドキドキを抱えながら脚本読みまし たら、「あ! こういう風なお話になるのか!?」「あ! あのエピソードがこんな使われ方してる!?」ってキャッキャなって、あっという間に読み終わりました。その後、冷静になって読み返しましたら、読めば読むほどに、「どんな撮影になるんだ!!」と更なるドキドキがやってきました。晴郎を演じるにあたって、見た目はオタクっぽいと言われることが多々ありますが、自分にはそんなにオタク的な部分はないんです。でも小さい頃に、色んな漫画の登場人物をごちゃごちゃに混ぜた世界に自分を主人公として登場させて、悪者をやっつけていくという空想遊びをしてたので、そういう自分の中の晴郎的なる部分を総動員して膨らませて、撮影入ってからはとにかく個性的な家族の皆さんともみくちゃになりながら生活したいと思います。(佐藤)二朗さんとは飲み屋さんで何回かばったりお会いして一緒に飲ませてもらったことがあるのですが、そのときに、いい感じのダメな大人だなあと憧れに近い感情を抱いておりました。あと、手や顔など各パーツが凄い大きいなと驚いた記憶があります。あの大きな手でビンタしてもらえるようにアグレッシブに立ち向かって行きたいです。ほんとにどんなドラマになるか想像出来ないですが、とにかくうるさい、いや、騒がしいドラマになるはずです。脚本が同じヨーロッパ企画の上田くん・諏訪さん・酒井くんなので、3人の内に秘めたる騒がしさも現場に伝えられるように大きい声でのぞみたいです。毎週金曜日の夜中を楽しみにしていただけるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。


・原作『浦安鉄筋家族』大沢木晴郎 コメント
ワシを演じるのは力くんザンスかぁ? ムムム、力こそパワー!! 凄まじいダメ人間オーラを感じるなりー!!


【大沢木小鉄】
・斎藤汰鷹 コメント
今回小鉄役を演じる事になりました斎藤汰鷹です。ママが昔、原作のマンガを読んでいたと聞いて気になって読んでみたら、面白すぎて一気に読んじゃいました!! キャラクターが自分とそっくりだったので絶対やりたいと思ってたから小鉄の役が決まった時は「っしゃぁぁぁ!!」って喜んじゃいました!! 大鉄役の佐藤二朗さんの息子として暴れまわるのが楽しみです!! 僕たち以上に観てる人達に笑ってもらえるように演じたいです!! 小鉄の役は僕で間違いなかったと絶対言わせたいです!! 楽しみにしていて下さい。


・原作『浦安鉄筋家族』大沢木小鉄 コメント
うおーーー!! これ、オレじゃん!! タイヨーくん、スゲーーー!!


【大沢木金鉄】
・坂田利夫 コメント
この度、金鉄役をさせて頂くにあたり、こんなにも自分に似ているキャラクターがいるのかと驚きました。今まで様々な役を経験しましたが本当に似ています(笑)佐藤二朗さんをはじめ、共演させて頂く方たちと楽しく、明るく、にぎやかに撮影ができたらと思っています。大沢木家一丸となって視聴者に喜んでもらえるように頑張ります。


・原作『浦安鉄筋家族』大沢木金鉄 コメント
まさかワシが生きてるうちにドラマになってくれるとは。しかも師匠が…ありがたや、ありがたや。


【大沢木裕太】
・キノスケ コメント
あーーーうーあーやー、てっとー、だぁーーーー!
(お初にお目にかかります。キノスケです。今回、裕太という大役を仰せつかり、感謝の極みです。至らぬところあるかと思いますが、ドラマ24『浦安鉄筋家族』、果ては制作スタッフ共々、どうか温かい目で見ていただき、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します)


・原作『浦安鉄筋家族』大沢木裕太 コメント
アーーーウーーーー!! バブバブバブバブ!! バブンスキーーー!!
(意味は分かりませんが、とにかくテンションが上がってる模様)


(リアルサウンド編集部)