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『悲しみより、もっと悲しい物語』予告編&場面写真 互いを思うがゆえにすれ違う2人の姿が

2020年02月13日 18:02  リアルサウンド

リアルサウンド

『悲しみより、もっと悲しい物語』

 4月3日公開の映画『悲しみより、もっと悲しい物語』より、予告編と場面写真が公開された。


参考:動画はこちらから


 本作は、2009年に大ヒットしたクォン・サンウ主演の韓国映画『悲しみよりもっと悲しい物語』の台湾リメイク版。中国で台湾映画として史上初めて興行収入第1位となり、シンガポールとマレーシアでも2018年アジア映画興行収入第1位を記録した。


 家族を失った孤独と悲しみの中、16歳で出会ったKとクリームは、一緒に暮らしてきた親友であり唯一の家族だったが、自分の余命が残りわずかと知ったKは、愛するクリームが二度と孤独と悲しみの中で生きることがないように、密かにある“準備”を始める。


 病に侵されながらも、愛する人のために生きるKを、『私を月に連れてって』のリウ・イーハオが演じ、Kへの複雑な恋心に揺れるクリームを『軍中楽園』で金馬奨最優秀助演女優賞にノミネートされたアイビー・チェンが演じる。さらに、金馬奨最優秀オリジナル映画歌曲賞にノミネートされた主題歌「ある悲しみ」を歌うA-Linが、Kとクリームの悲恋を紐解く重要な役柄として本人役を演じ、映画初出演を果たした。


 公開された場面写真では、Kとクリームがヘッドホンで音楽を聞く様子や、涙を浮かべ空を見上げるクリームの姿などが切り取られている。


 予告編では、純粋で無邪気な高校生活を送るKとクリームの出会いから、大人になっても一緒に生活し続ける2人がパートナーになる様子、Kが病で倒れるシーンが描かれている。


 Kを演じたリウ・イーハオは、「彼は余命が長くないことを知っていて、自分など取るに足らない、すぐに忘れ去られてしまう存在だと思ってしまっている、孤独で寂しさを抱えた人間。脚本を読んだ当初は泣いてセリフを忘れてしまったんです」と役柄の悲しみを体現しながら撮影に挑んだことを明かしている。 (文=リアルサウンド編集部)