2020年02月13日 07:02 おたくま経済新聞
何故か、この6年間、2年ごとに救急車で運ばれてる筆者です。つい先日も牡蠣にあたって運ばれました。
さて、今回のお話ですが、救急車を呼ぶ際の患者視点でのお話をしようと思います。
まず患者視点で気になるのが、この程度で呼んで良いのか悩むという点。私も毎回悩んでいます。その結果、何で早く呼ばなかったと毎回お医者さんに怒られています。
とはいえ、患者側だと、それでも悩むものですよね。結論から言うと、119番してから症状を伝えて判断してもらうのが早いとは思います。地域によってはその判断をする「救急相談センター」というものがあり、専用の番号(#7119)もあるので、そちらか、よく行く病院があるのであればそちらに確認という手もあります。
筆者の場合は、よく行く病院に電話して判断を頂いてから救急車を呼んでいます。そうすると、受け入れ先の病院が出来て、救急車が到着してから病院を探し始めるという状態がなくなるだけでなく、すでに診断する手がかりとなる受診データを持っているので、手遅れになりにくいからです。
次に、救急車を呼ぶ際の媒体ですが、経験上スマホが1番良いと筆者は考えます。スマホは、位置情報を救急隊に送る機能がついているので、119番した時点でおおよその場所が分かるようになっているようです。
特に倒れた場所が自宅ではなく、出先だったりすると、自分がいる正確な場所や救急車が向かう際の目標になる建物などが分かりません。そういった点で、位置情報が同時に伝達できるスマホは非常に頼りになる存在です。
ちなみに、見出しに掲載している画像は、筆者が心筋梗塞を起こして呼んだ時のスマホのスクリーンショットです。
救急車を呼んで、病院に搬送される際に、下記のものが必要になるので、ひとつのバッグに纏めておくといいと思います。
・保険証
・お薬手帳(あれば)
・診察券
・常備薬
・お財布
これだけあれば、大丈夫です。着替えとかは病院に着いてからで問題ありません。
救急車が到着してから、救急隊に聞かれる質問があります。
筆者が実際に聞かれた事は下記になります。
・意識があるか
・自分の名前と症状が言えるか
・指が何本あるか見えるか
・今までに大きい病気をしたか
・何処か、通ってる病院があるか
・薬手帳と、診察券、保険証はあるか
まずこれらは聞かれるので、これが言えるとどの病院に連れていくかスムーズに決められるようです。これは急病の際ですが、最初から3つ目までは意識の状態を確認する質問、4番目と5番目は既往症や持病を確認し、病態の診断の助けとなる質問。最後の質問は、薬の飲み合わせなどのデータを確認するものです。
こんなことを書いてますが、本当は病院に搬送されるようなことがないのが1番なんですけどね、いざという時の参考になれば。
(戦魂)