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ハリソン・フォードが『野性の呼び声』出演理由を明かす 「若者たちにも刺さるメッセージがある」

2020年02月12日 17:02  リアルサウンド

リアルサウンド

『野性の呼び声』(c).2019 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.

 2月28日に公開となる映画『野性の呼び声』で主演を務めたハリソン・フォードが、本作への出演理由を明かした。


参考:ハリソン・フォードが“言葉の壁を越えた絆”について語る 『野性の呼び声』特別映像公開


 本作は、『スター・ウォーズ』シリーズでアウトローの運び屋、『インディ・ジョーンズ』シリーズでは冒険家の考古学を演じてきたフォードの主演映画。アメリカを代表する作家、ジャック・ロンドンの世界的名作冒険小説をもとに、地図にない地を目指し旅する男ソーントンと名犬バックの出会い、そして言葉の壁を超えた友情と冒険を描く。


 本作でフォードが演じるジム・ソーントンは、未開拓地を目指す孤独な男。ある日バックを飼い主の虐待から助けることをきっかけに、2人の間に友情が生まれる。


 フォードは本作の出演オファーを受けた理由について、「このプロジェクトとソーントンのキャラクターには若者たちにも刺さるメッセージがあると思いました。若者にとっても面白く、胸躍るような作品だと思います」と語る。


 また、本作の魅力について、「ペットとして飼われていた犬が自然の呼びかけに応え、惹かれていき、変わっていくというストーリーを描いた物語です。その変化は、私が演じたジョン・ソーントンという人にも起こっていきます。私は彼らの旅路とその関係に心を動かされました」と語り、バックとソーントンの絆と再生の物語に惹かれたことを明かした。


 原作は1903年に発表され、100年以上にわたって何度も実写化されてきたアメリカ文学界を代表する作品。今回8度目の実写化となるが、フォードは「この作品も『スター・ウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』と同じように、新しい世代に出会えるような作品になれたらいいなと思います」と期待を語った。(リアルサウンド編集部)