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ゴールドウインが20年ぶりにトップ交代、西田明男社長は会長に

2020年02月12日 16:12  Fashionsnap.com

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ゴールドウイン新社長の渡辺貴生氏 Image by: ゴールドウイン
ゴールドウインが、4月1日付で代表取締役社長を交代する。現職の西田明男氏は会長となり、新社長には現取締役副社長執行役員の渡辺貴生氏が就任。社長交代は20年ぶりとなる。
>>ゴールドウインは近年、スパイバーとクモの糸を使った「ムーン・パーカ」の開発にも取り組んでいる

 新社長となる渡辺氏は1960年3月生まれ。1982年にゴールドウインに入社し、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」をはじめとするアウトドアスタイル事業を率いてきた。2017年4月に取締役副社長執行役員事業統括本部長に着任し、2018年4月からは事業本部長を兼任している。
 西田社長は1977年にゴールドウインに入社し、2000年6月から現職。ザ・ノース・フェイスを筆頭とするアウトドアブランドの好調を背景に、2019年3月期通期決算では売上高は9期連続で増収となり、営業利益については11期連続の増益で最高益を更新するなど、業績に大きく貢献した。
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 ゴールドウインは今年、創業70周年を迎える。今回のトップ交代により経営基盤の強化と意思決定の迅速化を図り、コーポレートガバナンス体制を強化するとともに持続的な成長を目指すという。