トップへ

『ふたりのJ・T・リロイ』本編映像公開 クリステン・スチュワートが美少年作家になりきる

2020年02月12日 15:02  リアルサウンド

リアルサウンド

『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏』(c)2018 Mars Town Film Limited

 2月14日に公開となる『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏』より、本編映像が公開された。


参考:本編映像はこちらから


 本作は、アメリカ文壇に彗星のごとく登場し、時代の寵児となった、映画『サラ、いつわりの祈り』の原作者としても知られる美少年作家J・T・リロイが、ふたりの女性が創り上げた架空の人物だったという一大スキャンダルを、J・Tの分身を担ったサヴァンナの視点から映画化したもの。彼女は、なぜローラに言われるがまま数年間もJ・Tを演じ続けたのか。最初は小さな嘘だったが、何度も演じるうちに“架空”が“リアル”を超え、サヴァンナ自身もJ・T と一体化。ローラの操り人形に過ぎなかったサヴァンナが、やがてひとりで歩き出す。


 『トワイライト』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』のクリステン・スチュワートと、『マリッジ・ストーリー』で第92回アカデミー賞助演女優賞を受賞したローラ・ダーンが共演するほか、ダイアン・クルーガー、ジム・スタージェス、コート二ー・ラヴらが脇を固める。ガス・ヴァン・サントが製作総指揮を務めた『I am Michael(原題)』でデビューを飾ったジャスティン・ケリーが監督を務めた。


 公開された本編映像では、スチュワート演じるサヴァンナが胸にさらしを巻きながら、J・T・リロイになる練習をするシーンが描かれており、ダーン演じるローラの指導のもと、喋り方や声のトーンをテープを聞きながら「時に嘘は真実を超える」と復唱する姿が映し出されている。 (文=リアルサウンド編集部)