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夏帆×妻夫木聡、吹雪の中で燃え上がる恋心 『Red』本編映像公開

2020年02月11日 20:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2020『Red』製作委員会

 夏帆と妻夫木聡が共演する映画『Red』の本編映像が公開された。


 本作は、直木賞作家・島本の同名小説を『幼な子われらに生まれ』の三島有紀子監督が映画化したもの。平凡な結婚、可愛い娘、“何も問題のない生活”を過ごしていた、はずだった村主塔子は、10年ぶりに、かつて愛した男・鞍田秋彦に再会する。鞍田は、ずっと行き場のなかった塔子の気持ちを少しずつほどいていく。しかし、鞍田には“秘密”があった。現在と過去が交錯しながら向かう先の、誰も想像しなかった結末とは。


 主人公の塔子を夏帆が演じ、危うい魅力をまとう塔子の昔の恋人・鞍田役を妻夫木が務める。また、柄本佑が主人公・塔子に好意を抱く職場の同僚・小鷹淳役、間宮祥太朗が塔子の夫・村主真役で出演する。


【動画】『Red』本編映像


 公開された映像では、極寒の大雪模様に反比例するように、燃え上がっていく2人の恋心が映し出されている。出張に出かけた塔子(夏帆)は、大雪の影響で新幹線が止まってしまい、途方に暮れていた。妻として、母親として、どうにかして今日中に東京へ戻らねばと追い詰められた塔子は、無謀にも吹雪の中を歩き出す。一面真っ白の雪世界の中、とぼとぼと歩いていた塔子がふと顔をあげると、見慣れた車が一台、大雪を心配して駆けつけた鞍田(妻夫木)の姿があった。“もう会ってはいけない”と心に決め、元恋人・鞍田を忘れようとしていた塔子だったが、目の前に突然現れた愛しい人の姿を確かめるように頬に手を伸ばす。その冷え切った手を取り、温めるように頬を摺り寄せる鞍田は「心配したよ、帰ろう」と愛おしそうに見つめ言葉を絞り出す。


(リアルサウンド編集部)