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中川政七商店から初のインナーブランド「更麻」がデビュー、麻100%で快適な着心地を実現

2020年02月09日 12:32  Fashionsnap.com

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ショートスリーブ(8,500円) Image by: 中川政七商店
中川政七商店から初のインナーブランド「更麻(さらさ)」がデビューする。素材に麻のみを使用したウィメンズのインナーを揃え、4月8日から全国の中川政七商店および公式オンラインショップで取り扱う。
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 中川政七商店は麻織物の卸問屋として創業した歴史を持ち、更麻では麻の持つ吸湿や速乾、通気性などインナーに適した機能に着目。「インナーには麻が一番気持ちいい」をコンセプトに、麻が持つ自然素材特有の触感と、伸縮性や柔軟性の乏しさを取り除くことで素材の魅力を生かしたという。
 アイテムは、キャミソール(7,500円)、タンクトップ(7,900円)、ショートスリーブ(8,500円)、ショーツ(4,800円/すべて税別)の4点をラインナップ。快適な着心地を実現するために和歌山県のニットメーカー「オカザキニット」の技術を採用し、天然由来の柔軟成分を用いたプロテイン加工を施して柔軟性を持たせつつ、ゴム編みの一種で今まで麻に使われることがなかったフライス編みを湿度の高い梅雨期に行うことで、伸縮性と強度を高めた。縫製は京都の職人に委嘱し、一枚ずつ手間をかけて仕上げることでほどよいフィット感を実現したという。また、衿ぐりや袖を光沢のあるテープで補強することで、上品かつ型くずれしにくいデザインに仕上げた。カラーは、麻のそのままの風合いを生かした生成り色と白の2色を用意し、洗濯ネットとして使用できる商品パッケージで提供する。
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