LINEリサーチは2月7日、「新型肺炎についての意識調査」の結果を発表した。調査は2月にネット上で実施し、15~69歳のLINEユーザー5233人から回答を得た。
ここ2週間の間で、生活の中で困ったことを聞いた。最も多かったのは「マスクが手に入らない」(43%)で、「新型肺炎が流行っている」(40%)が続いた。以降、「肌の乾燥が気になる」(34%)、「インフルエンザが流行っている」(22%)、「花粉症の季節がきた」(22%)などが挙がった。
新型肺炎について知りたい情報「症状が出たら何をすればいいか/どこに行けばいいか」
新型肺炎(新型コロナウイルス)の認知度は99%と高く、「全く聞いたことがない」と回答した人は1%に留まった。また「最近詳しい情報を自分から調べている」という人も36%おり、積極的に知りたいという意識を持つ人が多いようだ。
新型肺炎の国内感染について「不安を感じている」と回答した人は計84%。「とても不安を感じる」という人は28%となった。
特に不安を感じているのは「子供がいる23~49歳の女性」で、計93%にのぼる。一方、最も不安を感じていないのは「子供がいない23~49歳の男性」だが、それでも計75%となっている。
新型肺炎について知りたい情報を聞くと、「症状が出たら何をすればいいか/どこに行けばいいか」(55%)、「予防の仕方」(51%)という声が多く寄せられた。他には「流行が落ち着きそうな時期」(45%)、「どのように感染するのか」(43%)、「感染者数の情報」(40%)などが挙げられている。