2020年02月07日 11:11 リアルサウンド
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、新たなコンソール「PlayStation 5(PS5)」について、発表の準備をしていることを示唆する証拠が最近、次々に伝えられている。そして、PS5のハードウェアについての詳しい情報を明らかにする新たなリークが飛び出した。
(参考:PS5に関する特許、次々と見つかる デュアルショック5は没入感がさらに向上?)
『BGR』は「PS5リーク、ソニーの最も重要な機能に関する新しい詳細が流出」というヘッドラインで報じている(参考:https://bgr.com/2020/02/02/ps5-release-date-close-new-leak-may-have-revealed-ssd-storage-details/)。
・ハードドライブの仕様が明らかに
PS5とマイクロソフトXboxシリーズXは、どちらも同じCPUとGPUコンポーネントを搭載し、同様のパフォーマンスを発揮する。両方のデバイスに高速SSDが搭載されている場合でも、ソニーはストレージ速度でXboxよりも有利な可能性がある。
数日前のリークは、デベロッパーが使用しているPS5開発キットに、1TBのSSDが搭載されていることを示唆している。これは、新しいPS5の最小ストレージを示している可能性があり、2TBのストレージを提供するとも伝えられている。
SSDは手頃な価格になりつつあるが、HDDよりもはるかに高価であり、ソニーは適切なバランスをとる必要がある。ゲーマーにとっては、コンソールに高速ストレージがある方がいいが、コンソールが高額になり過ぎると、他のハードになびいてしまうリスクもあるからだ。
『LetsGoDigital』は、PS5が高価な980 EVOドライブではなく、代わりにSamsung NVMe SSD 980 QVOを装備する可能性があると推測している(参考:https://en.letsgodigital.org/game-consoles/sony-playstation-5-ps5-ssd/)。
もしそうだとすれば、Samsungがようやく今になって商標登録していることに説明がつく。980 QVOは980 EVOよりも大幅に安くなる可能性があり、だとすると、噂されるPS5の価格499.99米ドル(約5万5千円)をソニーが設定する助けになるはずだ。
・お披露目は『プレイステーションミーティング2020』で?
ソニーはCES 2020で、超高速SSD、3Dオーディオ、ハードウェアベースのレイトレーシング、Ultra HDブルーレイディスク、アダプティブトリガーを備えた新しいコントローラーというPS5の5つの重要な機能を明らかにしている。
待ちきれないファンのために、現在分かっている詳細をもとに、動画も作られている。
PS5の発売時期は2020年の年末商戦期と正式に発表されているが、『LetsGoDigital』は、1ヶ月もしないうちに、プレイステーションミーティング2020で、お披露目されるのでは」と予想している(参考:https://en.letsgodigital.org/game-consoles/sony-ps5-playstation-5-controller/)。事実、5日には公式サイトもオープンとなるなど、着実にその準備は整ってきた。リーク情報は正しいものなのか、あるいはサプライズがあるのか、公式の発表が待たれる。
(Nagata Tombo)