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すき家「クリームチーズアラビアータ牛丼」はピリ辛トロトロ濃厚チーズのハーモニーがヤバい【新作食レポ】

2020年02月06日 14:20  キャリコネニュース

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牛丼チェーンのすき家は2月5日、期間限定メニューとして「クリームチーズアラビアータ牛丼」(並盛550円)を発売した。ツイッター上では早速、食べた人々から感想を報告が相次いでいる。

アラビアータとは、イタリア料理に使われる唐辛子を利かせたトマトソースのこと。スパゲッティでよく見かけるソースと牛丼、さらにクリームチーズを合わせると、どんな味がするのだろうか。キャリコネニュース編集部の筆者(20代男性)が食べてみた。

美味しく食べるポイントは「具を混ぜてから食べること」


平日の午前10時過ぎに都内の店舗を訪れた筆者は、お冷を持ってきた男性店員にそのまま注文。すると、大きな声で店員が

「アラビアータ一丁!!」

とカウンターに伝える。びっくりしたのもつかの間、2~3分で丼が運ばれてきた。普通の牛丼の上にアラビアータソースととろけるモッツァレラチーズが乗っていて、その上にクリームチーズが乗っている。同店の「とろ~り3種のチーズ牛丼」に似た雰囲気だ。

実は正直に言うと、運ばれてきた実物の丼を見て、少しだけ落胆してしまった。見た目があまり美味しそうに見えなかったからだ。

入店してから退店するまでに10人弱の男性客が入ってきたが、このメニューを注文した客は筆者以外いなかった。絵的には訴求力がいま一つなのかもしれない。

だが、ひとくち口に運ぶと、そんなことは気にならなくなる。アラビアータは確かにピリッとしたアクセントがあり、コロコロとした角切りのクリームチーズは濃厚でなめらかな口触り。とろけるチーズは箸で持ち上げるたびに伸びてチーズ感をプラスする。

「意外とイケるな」というのが率直な感想だ。甘い牛肉とタマネギ、マイルドなチーズ陣が辛すぎないようバランスを整えていた。実によく考えられている。思わず感心してしまった。

ただ、運ばれてきた直後だとチーズが溶けきっていないので、具を軽く混ぜて食べ始めることをおすすめする。

大辛ソースは辛党がチーズの存在感を感じなくなるほど辛い

この商品には、オプションの追いソース「情熱の大辛ソース」(プラス30円)がある。2015年まで「大辛ソース」として人気を博した商品が復活しているのだ。

"味変"を求めた筆者は、並盛を半分ほど食べ終えたところでこの大辛ソースを投入。ソースをそのまま舐めてみても大して辛さを感じなかったが、丼にかけると一転。辛みがグッと加わった。

辛いもの好きには、たまらないチョイスだろう。全然アリ。ただ辛党の筆者がチーズの存在感を感じなくなるほど辛い。

同店のリリースによると、3月中旬までの期間限定メニューなので、期間中にもう一度食べてみたいと思っている。