既存のジェスチャーコントロールデバイスと違い、継続的に追跡できることや、リングに無線通信機能を持たせる必要がない点で画期的だ。
・2.3ミリワットの電力で指の動きを継続的にキャプチャ[caption id="attachment_116520" align="alignright" width="300"] Image: University of Washington[/caption]AuraRingでは、リングが磁界を生成してリストバンドに搭載の3つのセンサーがこれを拾う。センサーが検出した値から空間内のリングの正確な位置やどの指に装着されているかを計算している。
もちろんタップやフリック、ピンチなども正確に検出できて、手書き文字を書いた後に、ピンチに割り当てたコマンドでこれを送信することも可能だ。
・追跡技術は横展開が可能[caption id="attachment_116521" align="alignright" width="300"] Image: University of Washington[/caption]研究チームは、AuraRingの指の動きを仮想現実のアバターの手に反映したりしている。また、手のサイズが異なる12人の参加者で行ったテストでは、リングで計算した位置と実際の位置とのズレは数ミリ以内だったという。