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「ナイキ」ヴェイパーフライ 4%の工場廃棄物をソールに使った新作シューズ、2020年夏に発売

2020年02月06日 10:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

Space Hippie Collection Image by: NIKE
「ナイキ(NIKE)」が、シューズの製造工場で出た廃材やリサイクル素材を使った新作「スペース ヒッピー(Space Hippie)」コレクションを2020年夏に発売する。ナイキの各取り扱い店舗やSNKRSで展開する予定。
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 スペース ヒッピーは、製造過程で排出される「宇宙ゴミ」と呼ばれるスクラップをアッパーやソールに採用し、サステナブルイノベーションを取り入れたという。
 アッパーのエンジニアードニットは、プラスチックボトルやTシャツ、糸くずなどを含む100%再生素材から製作。クッショニング部分はランニングシューズ「ヴェイパーフライ 4%」の製造工場で出たスクラップで「ズーム X フォーム」を再構築した物を採用しており、通常のフォーム素材と比較して二酸化炭素排出量をおよそ半減しているという。ソールは従来のナイキ フォームにナイキのリサイクルプログラム「ナイキグラインド」によって作られるラバーを15%混ぜることで製造時の二酸化炭素排出量を削減。廃材を合わせたリサイクル素材特有のミックスカラーに仕上げている。
 コレクションはメンズ向けに3型に加えてウィメンズ向けの計4型を用意。いずれもアッパーはグレージュのようなカラーで仕上げ、オレンジのスウッシュを配した。
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■ナイキ:公式サイト