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「モーダ・イタリア展」「シューズ・フロム・イタリー展」開幕、サステナブルアイテムに注目

2020年02月04日 17:52  Fashionsnap.com

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「第56回 モーダ・イタリア展&第66回 シューズ・フロム・イタリー展 2020-21秋冬コレクション」が、2月4日の今日スタートした。ベルサール渋谷ガーデン1階とB1階を会場に、6日まで開催される。

 両展示会には全139社が出展。世界の主要国際見本市に先駆けて、2020-21年秋冬コレクションを紹介し、日本国内のほか韓国、オーストラリア、ニュージーランドといった海外のバイヤーが招待されている。
 会場はアパレル、レザー小物、シューズの3セクションで構成。イタリアの最新ファッションが展示され、各ブースでは初日から商談が活発に行われた。アパレルでは、アウターに特化したブランドが多数出展し、メタリックカラーのダウンジャケットやビビットカラーを用いたロングコートなど、存在感のあるデザインのアイテムが目立った。レザー小物とシューズでは、イタリアらしい洗練されたシンプルなデザインのほか、パイソン柄やファーをあしらったアイテムも並んだ。
 複数のブランドが様々なアプローチでサステナブルを意識したアイテムを展開しており、今回が日本初出展となるシューズブランド「ウーウィー ブランド(WOOWE BRAND)」は、廃棄される木の皮を加工して製作したシューズを展開。一足購入すると、購入者が選んだ国に1本の木を植えることができるという。また「ニティア(NITIA)」では、中綿にフェイクファーを用いたダウンジャケットをはじめ、サステナブル志向のアイテムを製作していた。
 B1階の会場の出入り口付近では、出展社のアイテムで組んだコーディネートを着用したモデルの公開フォトシューティングが実施。撮影されたルックは、各階に設置されたモニターに映され、最新のイタリアファッションと旬の着こなしを見ることができる。
■第56回 モーダ・イタリア展&第66回 シューズ・フロム・イタリー展 2020-21秋冬コレクション会期:2020年2月4日(火)・5日(水)・6日(木)時間:10:00~18:00(最終日のみ17:00まで)会場:ベルサール渋谷ガーデン 1F/B1F
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※展示商談会につき、来場はバイヤー、プレスに限る。