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『テラスハウス』東京編・第32話ーー凌、ビビ&花の想いに出した答えは? 衝撃の告白も

2020年02月04日 00:31  リアルサウンド

リアルサウンド

『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(c)フジテレビ/イースト・エンタテインメント

 Netflixで配信中のリアリティーショー『テラスハウス』。新シリーズとなる『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』の第32話が、本日2月4日に配信された。


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 凌の呼びかけでBBQをするため、東京・表参道に集まる一同。トパスだけは仕事で不参加だった。いつもよりテンション高めな凌は、BBQをしながら各々と会話を楽しむ。みんなでやるBBQにしきりに感動し、「俺の今回のオフで一番の思い出かもしれない」と声を弾ませた。すると突然、凌は「俺、テラスハウスを卒業する」と報告。「うー!」と心を痛める花と、「思った、絶対そのために誘ったんだろうなと」と事情を察していたビビ。凌は卒業の理由について「ずっとチームの監督に『そろそろ出て欲しい』って言われてて。今週、試合がなくて一週間休みもあったし、またその次の週から始まるから、タイミング的にもと思って」と説明する。


 それを聞いた愛華は、なぜか人一倍、号泣し始める。凌の卒業に一番心を痛めているはずのビビと花が静かに涙を流す中、愛華だけがぐしゃぐしゃになるほど泣きじゃくるという不思議な関係性が明るみになった。ビビは、凌に涙を見せないようにか「トイレに行く」と呟いて離席。ビビの意図を察した花は、彼女を気遣って「大丈夫? 声かけに行かなくて」と凌を促した。だが、凌は「トイレに行ったと信じてる」と全く動こうとしない。決して、ビビに気を持たせまいと振る舞った。しかし、その頃ビビは、寒空の下、一人で泣いていた。


 二人で話したいと、凌を誘い出す花。そこで花は、凌に改めて「凌さんに初めて会ったとき、凌さんが合宿終わって帰ってきたときに会って、好きになっちゃった」と告白。「2カ月半好きでした」と最後にはっきりと気持ちを伝えた。そんな真っ直ぐな想いに凌もまた、花を彼女として見ることはできないと正直な心情をぶつける。花と凌はこれで、すっきりと関係を整理できた。花も「成長する機会を与えてくれてありがとう」と前向きな言葉で締めくくっている。


 一方のビビは、モヤモヤを抱えたままだった。BBQからテラスハウスに帰ってくると、ビビと凌はプレイルームで話をすることに。のっけからビビは「いつ話すつもりだったの? ズルすぎる」と凌を責め立てた。付き合うのかどうかというところで止まっていた二人の関係を、うやむやにしたまま卒業を報告した凌に苛立っている様子のビビ。凌は改めて「俺はやっぱり、ビビちゃんがアメリカに行くっていうのがすごく頭に残ってたし、だから、恋人とかっていう風にイメージができなかった」とビビへの気持ちを吐露する。「試す気もなかったってこと?」と食い下がるビビに、「うん……」と力なく俯く凌。


 その後も諦めきれないビビだったが、凌が首を縦に振ることはなかった。さらに凌は、テラスハウスでのことを振り返る。「でも俺は、『楽しかった』って言ったら、たぶんよく思わないかもしれないけど、家にいられた時間はすごく楽しかった。正直この家に入ってきて、恋愛する気とかもほぼなかったし。最初から」と、実はテラスハウスの生活の中で誰かと交際する気は全くなかったことを明かした。


 リビングでは、愛華が「なんだかんだ凌くんはテラスハウスにいるうちは、横浜ビー・コルセアーズのキャプテンとしての凌くんになる」と、凌が花とビビにそれぞれ違うことを言って場を収めようとした件を蒸し返す。さっきまで凌の卒業に号泣していたとは思えない切り替えの早さで、欠席裁判を続ける愛華。彼女にとって凌は、一番の理解者であると同時に、彼の“いい人”の振る舞いの影で自身が悪者として扱われてきたことへの悔しさもあったのだろう。一筋縄ではいかない複雑な感情ゆえに、こうして悪口として吐き出してしまったのではないだろうか。


 プレイルームでは、ビビが最後の思い出にと、最初に二人で聴いた曲を片耳ずつのイヤホンでまた一緒に聴くことを提案する。仄暗い中、音楽を聴く二人。ビビはそっと凌に口付けをした。次第に激しくなるキス。そして最後に、名残惜しそうにおでこを寄せ合わせる。曲が終わってから、ビビは大きなため息をついたあと、「頑張って、夢」と凌を送り出す。凌も同じく「頑張って」とビビに声をかけた。そしてビビは倒れこむように凌に抱きつく。ぴったりとくっつき、「ここで寝る」と言い張るビビだが、すぐに訪れる別れに、複雑な心境を隠しきれず、「もう、大嫌い、大嫌い、大嫌い」と自分に言い聞かせるかのように叫んだ。翌日、凌はビビが不在の中、テラスハウスを旅立った。


 後日、プレイルームで『テラスハウス』の鑑賞会をする愛華と花とトパス。この日の配信は、花と愛華が険悪になってしまい、さらに凌と愛華が銀座に寿司デートに行った第24話だった。スタジオメンバーが、愛華をキツく非難する場面も見られたこの回。放送を観た愛華は、部屋を飛び出し、号泣しながら友達に電話で相談する。電話のあともリビングで泣き続ける愛華。そこにトパスが、愛華を慰めにやってくる。トパスは「あの放送回を観て、俺はマジで何も思わなかった」と口にし、愛華への印象が全く変わっていないことを強調した。泣き言を続ける愛華に「だから弱虫だよ、愛華は。でもそういうとこが俺は好きだけどね」とストレートに気持ちを伝えるトパス。それでもなお弱音を吐き続ける愛華に「俺はそういう人間らしいところ、好きだけどね」と告げた。しかし、愛華はトパスの気持ちに応えない。最後に「ハグする?」というトパスだったが、愛華は「なんで?」とやんわり拒否。結局、ハグをするも愛華はあまり乗り気ではない様子だった。


 翌朝、ダイニングでは、愛華とトパスが昨晩のことについて語り合う。愛華は、受け入れてくれるトパスの優しさについて触れながら、「もっと一緒に時間を過ごしたいけど、卒業しようかなと思って」と自身の決意を報告。時期については、「来週のみんなが揃う日、どこかで」と明かした。トパスは涙ぐんだ目で「正直まだ一緒にいたいし、好きなのね、たぶん。いや、たぶんじゃない!」と愛華への好意を素直にぶつける。それに対して愛華は「私も、好きだなって思ってる」と初めてトパスへの想いを正直に打ち明けた。続けて「もう一回お出かけしようよ」とデートに誘う愛華。2人の恋は、愛華の卒業をきっかけに、急速に動き出した。(文=Nana Numoto)