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『ドラ恋~Bang Ban Love~』第2話ーー新メンバー・ひらりー登場&女性メンバーの“意外な選択”の連続で大波乱!?

2020年02月03日 10:51  リアルサウンド

リアルサウンド

『恋愛ドラマな恋がしたい~Bang Ban Love~』(c)AbemaTV

 AbemaTVオリジナル番組『恋愛ドラマな恋がしたい~Bang Ban Love~』、男女6名から始まった第1話に早速新メンバーが加入した。


(関連:『恋愛ドラマな恋がしたい~Bang Ban Love~』メンバー6名の写真&プロフィール


 登場したのは元AKB48メンバー、アメリカ人とのハーフのひらりー(平田梨奈、21歳)。これで女性4名、男性3名の布陣に。ひらりーの登場によって、また演技指導の澤田(育子)先生のとある計らいによって男女の矢印は大きく動くことになる。


 アメリカ生まれで、自己主張もしっかりするひらりー。昼食の場でも他メンバーの年齢のことをツッコんだかと思えば、自ら唐突に恋愛遍歴を語り出すなど、ざっくばらんな性格でグイグイ輪の中に入っていく。自分でも「私ってズレてるから」と言い、「評価がキレイに2つに別れる。私のこと苦手って人と、理解してくれる人と」と口にした。


 これには「強烈じゃないですか、私と真逆」と呆気にとられるはづき(木村葉月)。たすく(井上佑)もまた面食らったようで「郡を抜いて明るい。あの子中心にこれから色々起きてくんでしょうね」と推測する。わかな(若菜)は「女の子が1人余るから2話の稽古とかどうなるのかなってちょっと不安」と男女比が崩れたことによる今後の展開を気にしていた。


 だが、当の本人ひらりーは「カメラ回ってないとこでも、わりと皆と喋れてるし大丈夫じゃん。これからが超楽しみ」と声を弾ませる。第一印象で気になった相手はたすくだと明かし、その理由については「フランクだし、考え方が似ていると思う」とコメント。


 しかし、彼女の登場以上に、流れが大きく変わったのは、ペア決めの前の演技基礎訓練での出来事だ。


 第2話から参加したひらりーがより既存メンバーに馴染めるように、またメンバーの演技経験のバラつきに対する澤田先生の配慮もあってか、演技基礎訓練ではとにかく“全力の芝居”が求められた。ここで「自分の殻を破る」というきっかけを掴み出したメンバーが多かったように感じる。


 与えられたテーマで順番に即興演技を行っていき、前の人よりも感情のレベルを上げていかなければならないという「レベルエチュード」。澤田先生からは「これ最大級ですか?」「もっと全力で出来ると思いますけどね。羞恥心があると超えられないから」という厳しい叱咤激励が続く。


 その後の「全力エチュード」では、“崖の上で飛び降りようとしている人がいるのを止める”という設定で7人が同時に演じ、全員が全力を出し切るまで終わらないというルールが設けられる。終了後には、みんなぐったりとしていた。


 この凄まじい2ステップを経て迎えるのが、「キスシーンのエチュード」だ。女性側から一緒に演りたい男性を指名していくのだが、ここで矢印が大きく交錯し始める。


 トップバッターのはづきが、チワ(千綿勇平)を指名したのだ。第1話で一緒に主演を務めたほくと(南北斗)ではないこの選択から、確実に流れが変わっていく。その後は、わかながほくと、みこと(日比美思)がたすく、そしてひらりーもたすくを指名するという結果になった。


 各メンバーが、自分自身にセーブをかけることなく、周囲への遠慮を捨て、演技に集中できるようにというの意図のもと導入されたであろう今回のエチュード。図らずしもメンバーは、自分の“もう一つの気持ち”にも蓋をせずに向き合うことになったようだ。これが第2話のペア決めでも波乱を巻き起こす。


 今回は女性からの指名制で、指名順は、新メンバーのひらりーが1番で、それ以外の3名はくじ引きで決まる。4番目になった女性はすでにペアになっている男性の中から最も組みたい人を指名し、三角ペアで稽古することに。


 ひらりーが、たたすくではなくチワを指名するという、またしてもトップバッターから意外な番狂わせが起こった。今回は恋愛を考えず、ガチで主演を狙いにいくために、一緒に演技をやりたい相手としてチワを選んだという。


 一方、チワは初回ペアになるも主演を取れなかったわかなと、もう一度組みたかったというのが本心だったようだ。


 そして2番目のわかなは、ほくとを指名。「一番だったらチワくんを選ぼうと思ってた。でも、ちょっとチワくんとほくとくんで迷ってた。エチュードをほくとくんとやったときに、一番キュンキュンした。自分の気持ちがわかんなくなってきた」と心境の変化を吐露。


 一方、ほくとは「はづきちゃんに選ばれなかったから、エチュードのダメージがデカかった。それで気持ちがわかった」と明かしていた。この「気持ちがわかった」という言葉は、「自分ではない相手にはづきの気持ちがあることに気づいた」という意味なのか、あるいは「妹だと思っていたはづきに対して、自分の中で好意が芽生えていることに気づいた」ということなのか……。このほくとの真意が、次話での注目ポイントの一つになりそうだ(はづき×チワのキスのエチュードの時に、ほくとが落ち込み、直視できていなかったため、後者は確実にありそうだが……)。


 3番を引いたはづきは、自動的にたすくとペアに。そして4番となってしまったみことは、たすくを指名した。これには、たすくも安堵の表情で「バリ嬉しいですね。選ばれたときに『っしゃー!』って小声で言っちゃうくらい」と顔をほころばせる。「男性3人がもう埋まってるフラットな中で、僕を選んでくれたのは、自信になりました」と無邪気に喜ぶ姿は実に微笑ましい。


 そんな、たすくが嬉しさを噛みしめる中、はづきは「ぶっちゃけた話をすると、くじを引く前からたすくくんにしようと思っていた」と打ち明ける。ここにきて、はづき、みこと、たすくの三角ペアが誕生したのだろうか。ドラマの脚本でも新たなる主人公が登場するようで、第3話の放送がとにかく待ち遠しい。(文=楳田 佳香)