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現代ロシアの伝説的作家の半生に迫る 『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』4月公開決定

2020年02月03日 10:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』(c)2018 SAGa/Channel One Russia/Message Film Eurimages

 ロシア映画『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』が4月25日に公開されることが決定し、あわせてメインビジュアルが公開された。


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 本作は、現代ロシアの伝説的作家セルゲイ・ドヴラートフの半生に迫り、ベルリン映画祭にて銀熊賞、ベルリーナー・モルゲンポスト紙読者賞を受賞した伝記映画。近代ロシア文学を代表するプーシキン、ドストエフスキー、チェーホフや、さらに同時代に活躍したカフカ、カンディンスキー、ヘミングウェイなど著名な芸術家たちや、彼らのエピソードが登場し、物語を彩る。


 監督を務めたのは、『神々のたそがれ』のアレクセイ・ゲルマンを父に持つ、アレクセイ・ゲルマン・ジュニア。劇中では、街並みやインテリア、ファッションから小物に至るまで再現し、ブレジネフ時代の光と闇をリアルに描き、英語圏とスカンジナビアでの配給権をNetflixが獲得した。


 ドヴラートフ役をセルビア人俳優ミラン・マリッチが務め、『ヴァンパイア・アカデミー』のダニーラ・コズロフスキー、『裏切りのサーカス』『ウルヴァリン:SAMURAI』のスヴェトラーナ・ホドチェンコワ、『裁かれるは善人のみ』のエレナ・リャドワが脇を固める。『イーダ』でアカデミー賞撮影賞にノミネートされたウカシュ・ジャルが撮影を担当した。


 公開されたメインビジュアルでは、厳しい統制の元で暮らす芸術家たちの姿が切り取られている。 (文=リアルサウンド編集部)