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『WAVES』でも注目のケルヴィン・ハリソン・Jr.の姿が 『ふたりのJ・T・リロイ』新場面写真

2020年01月30日 15:41  リアルサウンド

リアルサウンド

『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏』(c)2018 Mars Town Film Limited

 2月14日に公開となる『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏』より、ケルヴィン・ハリソン・Jr.の新場面写真が公開された。


参考:『ふたりのJ・T・リロイ』予告編 クリステン・スチュワートが胸にさらしを巻いて美少年に


 本作は、アメリカ文壇に彗星のごとく登場し、時代の寵児となった、映画『サラ、いつわりの祈り』の原作者としても知られる美少年作家J・T・リロイが、ふたりの女性が創り上げた架空の人物だったという一大スキャンダルを、J・Tの分身を担ったサヴァンナの視点から映画化したもの。彼女は、なぜローラに言われるがまま数年間もJ・Tを演じ続けたのか。最初は小さな嘘だったが、何度も演じるうちに“架空”が“リアル”を超え、サヴァンナ自身もJ・T と一体化。ローラの操り人形に過ぎなかったサヴァンナが、やがてひとりで歩き出す。


 『トワイライト』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』のクリステン・スチュワートと、『マリッジ・ストーリー』で賞第92回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされているローラ・ダーンが共演するほか、ダイアン・クルーガー、ジム・スタージェス、コート二ー・ラヴらが脇を固める。ガス・ヴァン・サントが製作総指揮を務めた『I am Michael(原題)』でデビューを飾ったジャスティン・ケリーが監督を務めた。


 スチュワート扮するサヴァンナの恋人ショーン役を演じたのは、現在25歳のケルヴィン・ハリソン・Jr.。大学ではジャズを学び、音楽と演劇に秀でた才能を持つハリソン・Jr.は、『イット・カムズ・アット・ナイト』でゴッサム・インディペンデント映画賞ブレイクスルー男優賞にノミネートされ、4月に日本でも公開を控える新進気鋭のスタジオ「A24」の最新作で、カニエ・ウエストやレディオ・ヘッド、ケンドリック・ラマーらの音楽で物語を彩る『WAVES/ウェイブス』では主人公タイラー役に抜擢された。現在、賞レースを賑わしている『LUCE(原題)』でも主演を務めている。本作では、サヴァンナがJ・Tを演じることにのめり込んでいく姿を正面から受け止めつつも、心配する姿を披露している。(リアルサウンド編集部)