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【新型肺炎対策】接客業のマスク着用、3割の職場で禁止か 「むしろ積極的に使うべき」という声が多数

2020年01月30日 12:01  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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Wizleapは1月30日、「接客業におけるマスク着用」に関する調査結果を発表した。調査は1月下旬にネット上で実施し、1022人から回答を得た。

接客業に従事していた人に職場でのマスク着用について聞いたところ、3人に1人が「禁止されていたことがある」(15.7%)、あるいは「暗黙のルールで禁止だった」(16.5%)と答えた。具体的な職種としてはファーストフード店員やホテルサービス系、金融機関などが挙げられている。

「表情が見えないので不安になる」という人も


また、接客業に従事する人がマスクを着用することについては、7割以上が「何とも思わない」(49.3%)、あるいは「清潔感があっていいと思う」(23.8%)と回答。一方、1割程度からは「顔が見えないので少し怖い」(10.2%)という声も寄せられている。回答者からは

「本人が風邪ひいているときやインフルエンザが流行っているときは予防のためにもマスクを着用している方がいい」(30代女性/大阪府)
「特に食品を扱ったりする接客業だと、インフルエンザの流行期などは安心する」(30代女性/埼玉県)

といった声が多く寄せられた一方、食品業界では良いとしながらも「ほかの業界では表情が見えないので不安になる」(30代女性/富山県)という人もいた。

続いて、中国湖北省武漢を中心に感染者が相次いでいる新型コロナウイルスの対策として、接客業の従事者がマスクを着用することについて意見を聞くと、大多数が「良いと思う」(87.9%)、あるいは「どちらかと言えば良いと思う」(8.9%)と答えた。具体的な声としては

「パンデミック防止のため、むしろ、マスクを積極的に使うべきだと思う」(40代女性/京都府)
「多くの人と接客するわけですから、マスク着用により、ウイルスを拡散する可能性を極力小さくする効果はあると思います」(60代男性/富山県)

という意見が寄せられた一方、わずかながら「良くないと思う」(0.1%)、「どちらかと言えば良くないと思う」(0.29%)と考える人もいるようだ。