トップへ

【人材サービス業界】ストレス度の低い企業1位はリクルートスタッフィング「いろいろな働き方の実績を残している女性が多い」

2020年01月30日 07:10  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は、12月、「人材サービス業界のストレス度の低い企業ランキング」を発表した。【参照元:キャリコネ】

調査対象は『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「人材サービス」に記載の企業のうち、2017年4月から2018年3月までの間、「キャリコネ」に20件以上の評価が寄せられた企業。企業別にキャリコネユーザーによる「ストレス度の低さ」評価の平均値を5点満点で算出し、高い順にランキングにした。

1位は「リクルートスタッフィング」で、ストレス度の低さは2.90。2位以降、「アデコ」(2.72)、「パーソルキャリア」(2.71)、「パソナ」(2.69)、「スタッフサービス」(2.65)と続く。

リクルートスタッフィング「管理職に就いたが子育てをきっかけにプレイヤーに戻る人も」

1位の「リクルートスタッフィング」について、

「いろいろな働き方の実績を残している女性が多いので(既婚者で持ち家があるために新幹線通勤をする、兼務になった場合に新幹線移動で対応する、2回産休・育休を取得する、管理職に就いたが子育てをきっかけにプレイヤーに戻るなど)、上司に相談しながらキャリアも選択できる環境かと思う」(法人営業/30代後半女性/年収500万円/2018年度

といった口コミが寄せられている。

同社はリクルートグループに属し、人材派遣・紹介予定派遣サービスを展開。全国に38拠点を有し、登録スタッフ数は2019年5月時点で約98万人となっている。社員の能力開発・向上に注力しており、必要なスキルを習得可能な研修制度、通信教育の受講料補助、キャリア支援制度などを整備している。

2013年から積極的に働き方改革に取り組んでおり、生産性を重視する「スマートワーク」をスタート。年間労働時間の上限を設定した結果、取り組み前より休日出勤や深夜労働時間を大幅に削減させながら、時間あたり労働生産性を上げることに成功した。

女性の活躍も推進しており、2018年度の管理職に占める女性の割合は42.1%、係長級にある女性の割合は63.8%にも達している。また、LGBTなどの性的マイノリティへの取り組みの評価指標「PRIDE指標」において、人材派遣会社としては初のゴールドを受賞している。