人材事業を行うUZUZは1月29日、「20代の第二新卒の転職活動」に関する調査結果を発表した。調査は2019年9月から20年1月にかけて実施され、第二新卒として転職活動中の523人から回答を得た。
現在、働いている職場(すでに辞めている人は前職)について入社時の志望度を聞くと、「とても高かった」(16.4%)、「高かった」(55.5%)の合計が71.9%となった。
辞める原因は「自分にある」が6割超
前職の退職する際の最も大きな理由として挙げられたのは、「仕事が自分に合わなかった」(20.8%)。次いで「キャリアアップが出来なかった」(12.4%)、「労働時間が長かった」(11.9%)と続いた。
ほか辞める理由として、「社風が合わなかった」「ワークライフバランスが取れなかった」「労働時間が長かった」「仕事が自分にあわなかった」といった声も寄せられている。
在籍期間は「半年以上1年未満」(32.9%)が最多。「1か月未満」(3.8%)、「1か月以上3か月未満」(6.9%)、「3か月以上半年未満」(12.2%)と合わせると、1年未満で転職した人は55.8%にのぼる。
退職の原因は自分・会社側のどちらにあったかを聞いた。「自分の側にあった」とした人は62.9%で、「会社側にあった」(37.1%)を大きく上回った。
再就職先に最も求めるもの1位は「休日の多さ」(17.6%)。以降、「ワークライフバランス」(11.9%)、「良好な人間関係」(11.5%)が続く。ほかに求めるものとしては「給料」「良好な人間関係」という声があがっている。