2020年01月29日 07:31 リアルサウンド
人気男女YouTuberコンビの「ヴァンゆん」(ヴァンビ・ゆん)が1月27日、ウッチャンナンチャン・内村光良が司会を務める再現バラエティ『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ系)に“役者”として登場した。
(参考:ヴァンゆんが『ダウンタウンDX』出演 非カップル宣言に松本人志「にゃんこスターも言うてた」)
「ヴァンゆん」といえば、昨年10月から大手芸能プロ「太田プロダクション」に所属したことでも話題になった。YouTubeの枠を飛び越えた“地上波演技デビュー“は、どのようなものになったのだろう。
ヴァンゆんが登場したのは番組冒頭1発目の再現VTR。『スカッとジャパン』に久しぶりの登場となった歌手・天童よしみが非常識な若者に一喝するという内容だ。
物語はある夫婦がバスに乗ったところから始まる。妊娠している妻を労る夫が妻を席に座らせてやりたいと考えるが、その視線の先には「ヴァンゆん」演じる若いカップルの姿が……。仲睦まじい若いカップルの間には大きなクマのぬいぐるみが座っており、その席を妻に譲ってほしいと夫はカップルに声をかけるのだが、「え!? ムリですぅ!」「この子(クマのぬいぐるみ)は僕たちの大事な子どもなんで」「なんでぇ~」となかなかの非常識っぷりを披露。周囲を含め大ひんしゅくとなるが、当のカップルたちはお構いなし……。
「こんな人たち、確かにいるのかも……」と、思わずうなずかずにはいられないほどの、見事な演技を披露したヴァンゆんのふたり。さすがいつかは同番組出てみたいと宣言していただけあると、SNSでも話題となっている。
SNS上では「ヴァンゆん」のファンのみならず、ふたりの見事なバカップルぶりの演技を評価する声が続々と寄せられ、その声は本人たちにも届き大喜び。ヴァンビは「感覚的にはあるある動画やってるみたいでほぼいつものヴァンゆんww」とツイートしており、これまでの活動が功を奏した結果となったのかもしれない。
ゆんは、さすが”元アイドル”という貫録のかわいさ、あざとさを遺憾なく披露。ご本人いわく「量産型マイメロ系女子ゆん」という設定を完璧に演じきっていた。地上波での初演技とは思えない能力を発揮しており、今後、女優としての展開も見えてくるかもしれない。
ヴァンゆんは”非カップル”だと度々語っているが、再現ドラマで演じたバカップルぶりには、「ウソでしょ?」「本当は付き合ってるんじゃない?」としか思えないような「あ・うん」の呼吸を感じる。普段の動画と同じように、テレビ出演においても「本当は付き合ってるの? いないの?」とソワソワしながらふたりの微妙な関係性を妄想して楽しむのもまた一興かもしれない。役者としての今後はどうなるか? 気になるところだ。
(櫻宮ヨウ)