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新生ケンゾーや新進アフリカ勢に注目、20AWパリコレ公式スケジュール発表

2020年01月28日 16:22  Fashionsnap.com

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東京で行われた「ケネス・イゼ」のプレゼンテーション Image by: FASHIONSNAP.COM
2月24日から3月3日の9日間にわたって開催される2020-21年秋冬ウィメンズ パリファッションウィークの暫定スケジュールが発表された。

 今シーズンは「LVMH Prize for Young Fashion Designers 2019(以下、LVMHプライズ)」のファイナリストで、昨年10月に日本とアフリカのファッションプロジェクトの一環で6組のデザイナーと合同ショーを開催した「ケネス・イゼ(Kenneth Ize)」のほか、これまでオフスケジュールでショーの開催経験があるMarie-Christine Statzの「ゴシェール(GAUCHERE)」とコム デ ギャルソン社の「ノワール ケイ ニノミヤ(noir kei ninomiya)」、過去2シーズンのプレゼンテーションでメディアやバイヤーからの関心も高かった「コペルニ(COPERNI)」がそれぞれ公式スケジュールでは初となるショーを開催。また、昨年LVMHプライズでグランプリを受賞し、「ケネス・イゼ」と共に東京でショーを行なった「テベ・マググ(THEBE MAGUGU)」はプレゼンテーション形式で新作を披露する。
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 公式初参加のブランドに加え、アーティスティックディレクターに元「ラコステ(LACOSTE)」のフェリペ・オリヴェイラ・バティスタ(Felipe Oliveira Baptista)を迎えて初のショーとなる「ケンゾー(KENZO)」にも注目が集まる。
 なお、ヨーランダ・ゾーベル(Yolanda Zobel)のラストシーズンとなる「クレージュ(Courrèges)」は、すでにルックで公開されている2020年秋冬コレクションを展示会形式で発表するほか、「アフターホームワーク(AFTERHOMEWORK)」「セドリック シャルリエ(CÉDRIC CHARLIER)」「マニッシュ アローラ(MANISH ARORA)」などは今シーズン、ショー形式での発表を見送る。 オフスケジュールでは西崎暢が手掛ける「ウジョー(Ujoh)」が、ミラノからパリに場所を移しショー形式で新作を発表する予定。