「ジャンポール・ゴルチエ」にジャックムスのデザイナーが参加と噂、パリコレライターがツイッターで発言

先日ラフ・シモンズ（Raf Simons）が「プラダ（PRADA）」に加入すると噂されたばかりだが、今度は「ジャンポール・ゴルチエ（Jean Paul Gaultier）」が「ジャックムス（JACQUEMUS）」のデザイナー サイモン・ポート・ジャックムス（Simon Porte Jacquemus）をブランドに迎えるという噂が浮上している。世界のファッション業界で最も影響力を持つトップスタイリストの一人、ケイティ・グランド（Katie Grand）が創刊した「LOVE」マガジンにパリコレクションのレポートなどを寄稿するライターのPAM BOYが、自身のツイッターで「信頼できる情報筋から聞いたが、ジャンポール・ゴルチエがブランドをジャックムスに任せるらしい」と投稿し、注目を集めている。
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　デザイナーのジャン＝ポール・ゴルチエは1976年に自身のファッションハウスを設立し、1976年からプレタポルテコレクションを、1997年からはオートクチュールコレクションの「ゴルチエ パリ（Gaultier Paris）」を展開。日本には1970年代後半に上陸し、2015年にセブン&アイ・ホールディングスとのコラボレーションを発表した。2015年春夏コレクションをもって、メンズ・ウィメンズのプレタポルテとアクセサリーラインを終了しており、ゴルチエ自身は1月22日にパリで発表したオートクチュールコレクションをもってファッションデザイナーを引退。ブランドはゴルチエが去った後も新しいコンセプトでオートクチュールラインを継続する予定だ。
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　PAM BOYはゴルチエのジャックムス起用について言及した後に、「ジャックムスは（ジャンポール・ゴルチエ以外の）他のブランドでは働かないといつも言っていたよね」ともツイートしており、ジャックムスのブランド加入を示唆している。
　なお、ジャックムスは2020-21年秋冬コレクションのショーを開催する前、ブランドのインスタグラムで「A BIG SURPRISE IS COMING」のコメント付きの画像を投稿（現在は削除）。ゴルチエへの参加を暗に示しているとも考えられる。