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丸井グループが日本初のパーソナライズヘアケア「メデュラ」に出資、D2Cビジネスを強化

2020年01月23日 17:32  Fashionsnap.com

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Sparty 丸井グループ ロゴ Image by: 丸井グループ
丸井グループが、パーソナライズシャンプー&トリートメント「メデュラ(MEDULLA)」を販売するSpartyに出資し、資本業務提携契約を締結した。出資金額は非公開。
>>丸井グループは、D2Cブランド‎「ファブリック トウキョウ」にも出資

 Spartyは、誰でも簡単に自分に合う商品を生産、販売、利用できるインフラ構築を目指すビューティーテックカンパニーで、2018年5月にメデュラの販売を開始した。メデュラは、顧客がウェブ上で回答する9つの質問を元に一人ひとりの髪質や悩みに合わせてカスタマイズしたシャンプーとリペアシャンプーを提供するD2Cサービス。会員数は現在8万人で、毎月1万人程度増加しているという。昨年12月に有楽町マルイにフラッグシップストアを出店し、頭皮診断やギフト体験といったリアル店舗ならではのコンテンツも提供。マルイのスタッフによる受託運営も行っている。今回の資本業務提携によりSpartyはマルイやモディへ出店拡大し、店舗を常設化させる予定。5月頃にはスキンケアラインを新たに立ち上げる計画だという。なお丸井グループのほか、ジンズ(JINS)やクロステックベンチャーズ(XTech Ventures)などからも出資を受けている。
 丸井グループは、物販を中心とした「モノを売る店」から飲食やシェアリング、コンテンツを扱う「体験を提供する店」への転換を図っており、今回の業務提携によってD2Cブランドのパーソナライズ化した体験価値やデジタル起点の顧客との関係性を取り入れ、新しいビジネスモデルやリアル店舗ならではの価値を創造していくという。
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