猛威を振るっている新型コロナウイルスだが、中国で初の感染者となった男性が湖北省武漢市にある海鮮市場の常連客だったこともあり、市場は閉鎖された。この市場では家畜や家禽肉のほか、生きた野生動物も食用として売られていたようだ。北京の専門家はこの野生動物から人へ感染したと見ている。『South China Morning Post』『CNET』『Business Insider』などが伝えた。
そして今月12日には、世界保健機関(WHO)が「新型コロナウイルスは武漢市内の海鮮市場と紐づいている可能性が非常に高い」と発表した。名前があがった華南海鮮市場はすでに今月1日に閉鎖されているが、『South China Morning Post』によると閉鎖される前のこの市場で、一部の露天商が食肉用として野生動物を生きたまま売っていたそうだ。
画像は『South China Morning Post 2020年1月22日付「Why wild animals are a key ingredient in China’s coronavirus outbreak」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)