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SixTONES&Snow Manが5G時代の8KVRライブに進出! それぞれの『新体感』エピソードも披露

2020年01月22日 16:51  リアルサウンド

リアルサウンド

SixTONES&Snow Man

 NTTドコモ(以下、ドコモ)が、1月22日より東京ビッグサイト・青海展示場にて開催する『DOCOMO Open House 2020』。同イベントの「5G時代の新たな体験の提供」に関する発表会見に、本日CDデビューを飾ったジャニーズの2グループ、SixTONESとSnow Manが出演した。


(参考:SixTONES×Snow Man、最高の好敵手が繰り広げる美しき競争 それぞれのデビュー曲MVから感じたこと


 まず、株式会社NTTドコモの代表取締役社長・吉澤和弘氏が登壇し、2019年1月18日に提供を開始した、マルチアングル・ARフィギュア・インタラクティブコミュニケーションを備えたサービス『新体幹ライブ』について、「アーティストとファンが繋がる」という思いを込めて、サービス名称を『新体感ライブ CONNECT』に変更することを発表。リニューアルにあたり、同サービスは3月に8KVRライブの機能を追加し、360度カメラからの映像をリアルタイムで視聴する“バーチャル最前列”が体験できることをアナウンスした。


 同サービスに使われているのは、複数台カメラからの映像をリアルタイムでつなぎ合わせて360度映像を生成する「リアルタイムスイッチング」と、視聴している範囲だけを高解像度で配信し、再生処理負荷を軽減する「高効率配信技術」というドコモ独自の技術。吉澤氏いわく「これらをサーバー上で処理することにより、リアルタイムでの配信を可能にした」そうだ。


 そして、この8KVRを日本で初めて商用利用するスペシャルイベントが、3月18日に実施することが決定。都内のイベント会場での映像を、渋谷ストリームのライブビューイング会場で5G×HMDで生配信し、遠隔の場所にいるスマホでも4G環境で生配信を楽しむことができる。


 同サービスのキャンペーンキャラクターには、SixTONESとSnow Manを起用。同イベントへの出演を発表するとともに、2組がステージに登場した。


 SixTONESの京本大我は、今回のキャンペーンキャラクター起用を受け「僕たちSixTONESも、ジャニーズの中で新しいことを模索し続けているグループなので、ドコモさんの新たなプロジェクトに携われて光栄です」と語ると、続けて渡辺翔太は「単純に僕ら2組がCMをやらせていただくことに喜びを感じましたし、2組のデビューも合わせて、盛り上げられるんじゃないかと思いました」と、CDデビューの勢いそのままに、サービスを盛り上げていくことを約束した。


 また、CM撮影について、SixTONESの松村北斗は「現場はすごく温かかったです。僕らのデビューをお祝いしてくれる気持ちもありましたし、エキストラの方々(300名)も含めてコミュニケーションを取りながら盛り上がれたと思います。あと、パフォーマンスをしたんですが、その時は高地(優吾)がみんなを笑わせてくれたり……」と話し、高地が「カズダンスをしたんです」と、三浦知良の“カズダンス”をなぜか披露したことを明かした。


 続けて、Snow Manのラウールは「エキストラの方たちがリアルに盛り上げてくださったので、実際のライブをやっているような感じでした。でも、実際に『僕らのこと知ってる人?』と聞いたら、手をあげてくれた人はまばらだったので……これから頑張ろうと思いました」と、デビューに向けて一層気を引き締めたエピソードを披露した。


 MCから「未来を実感することができる『DOCOMO Open House 2020』の展示」について質問が飛ぶと、田中樹は「今日も、会場にあるスマホのVRコンテンツで大盛り上がりしていたんですけど、Snow Manのほうからはさらに大きい声が聞こえてきました(笑)。映画の世界の中であったような技術がこの場にあるのが不思議で新体感という感じ」と語ると、向井康二は「どうも!みんなの万能調味料こと塩麴よりも向井康二です」とマイペースに自己紹介しつつ、「これからの未来の展望の体験ができるということでワクワクしていますし、技術にはそこまで詳しくないけど、ライブにも取り入れられることがあるかもしれないので楽しみです」と語った。


 後半では、フリップでの回答をベースにした質問コーナーへ。「これからの意気込みを漢字一文字で表すと?」という質問には、SixTONESのジェシーが「宮下です」とボケつつ、「光」という文字を掲げ「僕たちはみんなに勇気や希望を与えるために自分たちが光のような存在にならないといけない。ライブではペンライトを光らせて皆さんが僕らを照らしてくれるので」と一文字を選んだ理由を語った(京本は「貴」、松村は「転」、高地は「未」、田中は「六」、森本慎太郎は「道」と記入)。


 また、Snow Manの岩本照は「笑」という文字を掲げ、「今まで辛い経験をしてきたけど、皆さんの笑う顔が思い出に残っていて。お互いが笑顔になる瞬間をどれだけ作っていけるのかなと。『笑』は『ショウ』とも読むので、そんなSHOWを作っていきたい、という意味も込めました」と二重に掛かった意味を説明した(ラウールは「挑」、渡辺は「時」、向井は「愛」、深澤辰哉は「咲」、佐久間大介は「伝」、宮舘涼太は「愛」、阿部亮平は「雷」、目黒蓮は「戦」と記入)。


 続く「5G、8KVRライブに期待することは?」という質問には、SixTONESの高地が「大自然をリアルに感じたい」と掲げ、その理由について「自然やキャンプが好きなんですけど、スケジュール的に難しいときに、遠隔の綺麗な映像で自然を感じることができるんじゃないかと」と話せば、Snow Manの阿部は「多接続による未来のライブの形」と書かれたフリップをもとに「今日のために5Gのことを勉強してきたんですけど、5Gは『大容量』『低遅延』『多接続』な技術で、僕が注目しているのは『多接続』。会場だけでなく、家などで僕たちのライブを少しでも多くの人に味わってもらえるというのは、新しい未来の形だと思いました」と高学歴ジャニーズならではの回答を見せ、高地が「絶対そっちが使われるじゃん!」と嘆きの声を上げる場面も。


 最後の「最近あった『新体感』なことは?」という質問には、SixTONESの森本が「撮影のカメラの台数にびっくり」と答え、その理由について「30台のカメラに囲まれることはなかったので緊張しました。自分の後頭部をあまり見たことがなかったんですけど『いっぱい毛が生えてるな』って安心しました」と語ると、Snow Manの宮舘は「ご飯を食べているときに隣から『1月22日にSnow Manってグループがデビューするんだけど、そのDDって曲が最高で元気が出るの』と聴こえてきて、これがCDデビューすることなんだって実感しました」と、デビューするからこそ味わえる、嬉しい体験を語った。


 しかし、ここで向井が「ちょっと待ってください」と話題を遮り、「みんないいこと言ってるじゃないですか。これなに?」と深澤のフリップを指摘。深澤は恥ずかしそうに「髪を切りすぎた」と書かれたフリップを掲げ、会場が笑いに包まれるなど、和やかな雰囲気のなか、質問コーナーを終えた。最後には両グループの15人全員で「新体感ライブ CONNECT、スタート!」と叫び、華やかな発表会見が終了した。


 なお、同サービスについては、2組の登場するテレビCMが23日より放映される。


※高地優吾の「高」は「ハシゴ高」が正式表記。