マイボイスコムは1月22日、ツイッターの利用に関する調査結果を発表した。調査は2019年12月上旬に実施し、1万57件の回答を得た。
ツイッターへの1日あたりのアクセス頻度として最も多かったのは「1~4回」で38.3%。2位は同率で「5~9回」、「週に2~3回」(共に12.2%)と続く。「10~19回」は6.1%、「20回以上」は5.7%と利用者の計11.8%は1日10回以上アクセスしているようだ。
フォロー人数は、「1~5人未満」、「5~10人未満」が利用者の各2割弱で、これらを合わせた1~10人未満の比率は4割弱だった。「100人以上」は20.2%で、10・20代では5割弱となっている。
主な利用目的「リアルタイムでの情報収集」、「有名人・著名人などの呟きを閲覧する」
ツイッターの利用目的を複数回答で聞くと、「最新情報、リアルタイムでの情報収集」、「有名人・著名人などのつぶやきを閲覧する」が利用者の各40%台、「話題の出来事に関する情報収集」、「生活関連や趣味など、興味がある分野の情報収集・共有」、「面白い話題・ネタ・雑学などの情報収集」が各20%台だった。
直近1年間にツイッターで行ったことを複数回答で聞くと、「企業のツイッター公式アカウントをフォローする」、「つぶやき(ツイート)に貼られている企業サイトへのリンクに、アクセスする」、「ツイッターと連動したキャンペーンに参加・応募する」が利用者の各3割強だった。
「素人が勝手に言っているだけのイメージがあり、信用できない」
利用したいと回答した人は26.8%で、2014年の調査以降増加傾向にある。一方、利用したくないと回答した人は53.7%。若年層ほど意向は高く、10・20代では7割弱、30代では4割弱、40・50代では3割前後、60・70代では2割弱となっている。投稿・返信をする「積極利用層」では9割、閲覧中心層では7割強だった。「利用したいと思う」と答えた人からは、
「他のSNSより自分に合っているから。ひいきのメーカーがよくツイッターで情報を流すから」(女性32歳)
「転勤族なので、外食するときの参考にしたり、便利な方法を教えてもらったりできるから」(女性40歳)
「災害時の情報などを素早くキャッチしたい」(女性78歳)
というコメントが寄せられた。「利用したいと思わない」と答えた人からは、
「軽い気持ちでの投稿が多く、時間を無駄にしそう」(男性26歳)
「素人が勝手に言っているだけのイメージがあり、信用できない」(男性54歳)
「災害時など役立つことがあるとは思いますが、普段はあまり良い印象がないから」(女性67歳)
などの声が挙がっている。