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年収1000万円以上の男性「結婚後の現実は厳しい」が過半数 「思った以上にお金がかかる」

2020年01月22日 12:11  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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「婚活KOKO」を運営するパッションは1月22日、年収1000万円以上の既婚男性を対象にした、「高収入男性・夫婦のお財布事情に関する調査」の結果を発表した。調査は今年1月に、1109人を対象に実施。

お小遣い制と答えた人は48.3%で、高収入でも堅実にお金を使っている家庭が多いことが分かった。夫婦どちらが財布の紐を握っているか聞いたところ、「自分」が43%、「妻」が40%で、「個々で別々」は17%と少数派だった。

結婚前に話し合ったこと「資産管理は私、日常の生活費は妻が管理」

結婚前にお金のことを話し合ったかどうか聞いた。「ある程度話し合った」が36.5%と最も多く、「あまり話し合わなかった」(29.9%)「しっかり話し合った」(17.8%)「全く話し合わなかった」(15.8%)と続いた。具体的な話し合いの内容としては、

「貯金額を具体的に決めた。昇給したとしても、給料の何割は貯金する、など」(30代・三重県)
「生涯収入と人生設計について」(40代・埼玉県)
「自分に収入が無いことで卑屈になる必要は全くないこと」(50代・東京都)
「資産管理は私、日常の生活費は妻が管理する」(50代・神奈川県)

などが挙げられた。

結婚前に話し合ったことを現在も実践しているか聞くと、「ある程度実践している」(39.9%)、「実践している」(33.8%)と、半数以上が実践できていた。「若干変わった」は15.1%、「まるっきり変わった」は6.8%だった。

結婚後の悩み「思ったようには収入が増えない」「価値観が違うため揉めることある」

お金について、結婚前の理想と結婚後の現実がどう異なるか聞いたところ、「現実は厳しい」(52.2%)が「理想通り」(45.3%)を上回った。やはり現実にはさまざまな出来事や問題も少なからず出てくるようだ。

「理想通り」と答えた人からは、「投資や貯蓄を行いながら、目標とする金額に着実に近づけているから」(40代・滋賀県)という声があったが、「現実は厳しい」と答えた人からは、

「思った以上にお金がかかる」(40代・長野県)
「思ったようには収入が増えないこと」(40代・福岡県)
「価値観が違うためもめることがある」(50代・東京都)

などの声が挙がっていた。