コラボアイテムとして最初に登場したのは、リミテッドエディションのハイカットシューズ「エア ジョーダン 1 HIGH OG DIOR(AIR JORDAN I HIGH OG DIOR)」。アメリカ・マイアミで2019年12月3日に開催されたディオールのメンズ2020年フォールコレクションのショーで発表され、ジョーダン ブランドとパリのビッグメゾンの初コラボということもあって話題を集めていた。
「Air Dior」のフルコレクションとして、シューズは「エア ジョーダン 1 HIGH OG DIOR」に続き、SNSなどで噂されていたローカットモデルの「エア ジョーダン 1 LOW OG DIOR」が登場。加えて、オフコートのマイケル・ジョーダン(Michel Jordan)をイメージしたというウェアとアクセサリーがラインナップする。1980年代のテイストで、キーカラーはネイビーブルーとホワイト、そしてディオール創設者のクチュリエが愛したというディオール グレー。ウェアはミニマルなデザインのイタリア製ウールスーツ、ボタンに「Air Dior」のロゴをデザインしブルーとホワイトストライプのライニングをあしらったスポーツジャケット、背面のエンブレムと袖の「ジャンプマン」ロゴが特徴のボンバージャケット、「CD」のグラフィカルなイニシャルモチーフを採用したショートパンツ、パンチングやエンボス加工で新しいロゴをデザインしたスエードフーディー、カシミヤのスリーブレスセーター、シャツ、ポロシャツ、パンツといった、ラグジュアリーかつ心地よさを兼ね備えたデザイン。アクセサリーは、レザーのポーチとウォレット、ボブハット、ネックレス、ジャカードタイ、トワル ドゥ ジュイとウィングをプリントしたスクエアのシルクスカーフを展開する。一部のディオール ブティックとポップアップストアで、今年4月に発売予定。
なお、ローカットの「エア ジョーダン 1 LOW OG DIOR」は、1月18日にパリのファッションウィークで発表したディオールのメンズ2020-21年ウィンターコレクションのフィナーレで、アーティスティックディレクターのキム・ジョーンズ(Kim Jones)が着用していた。
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