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オラファー・エリアソンが日本で10年ぶりの大規模展、東京都現代美術館で開催

2020年01月19日 15:12  Fashionsnap.com

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オラファー・エリアソン《ビューティー》1993年 Installation view: Moderna Museet, Stockholm 2015 Photo: Anders Sune Berg Courtesy of the artist; neugerriemschneider, Berlin; Tanya Bonakdar Gallery, New York / Los Angeles © 1993 Olafur Eliasson
東京都現代美術館が、アイスランド系デンマーク人アーティストのオラファー・エリアソン(Olafur Eliasson)の個展「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」を開催する。エリアソンが日本で大規模な個展を開くのは10年ぶりとなる。会期は3月14日から6月14日まで。
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 エリアソンは1967年、デンマーク・コペンハーゲン生まれ。1990年代初めから写真や彫刻、ドローイング、インスタレーション、デザイン、建築など多岐にわたる表現活動を行っている。昨年は「イケア(IKEA)」とのコラボレーションで、太陽光を活用した新製品シリーズのプロトタイプ(2021年発売予定)を発表するなど、アートを介したサステナブルな世界の実現にも取り組んでいる。
 今回の展覧会では、エリアソンの「再生可能エネルギーへの関心」と「気候変動への働きかけ」を軸に、代表作品を多数展示。多くが国内初公開となり、最初期の代表作で、暗闇の中に虹が現れる「ビューティー」も披露する。また、サステナブルな生分解性の新素材やリサイクルの技術に関する近年のリサーチ内容についても一部紹介するという。アトリウムの吹き抜け空間と展示室に隣接するサンクンガーデンでは、今回のために制作した大規模なインスタレーションを公開する。
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■オラファー・エリアソン ときに川は橋となる会期:2020年3月14日(土)~6月14日(日)会場:東京都現代美術館 地下2階 企画展示室住所:東京都江東区三好4-1-1開館時間:10:00~18:00(展示室入場は閉館の 30分前まで)料金:一般1,400円(1,120円)/大学生、専門学校生、65歳以上1,000円(800円)/中高生500 円(400 円/いずれも20名以上の団体料金)/小学生以下無料休館日:毎週月曜日、5月7日(木)(※5月4日は開館)