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シャーリーズ・セロンの子供達、賞レース連敗中の母に「授賞式は時間のムダ」

2020年01月18日 15:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

3度目の正直? 今度こそ受賞に期待のかかるシャーリーズ・セロン(画像は『Charlize Theron 2020年1月7日付Instagram「Oh no! My bra is showing?!」』のスクリーンショット)
ハリウッドきっての美貌と確かな演技力で人気の南アフリカ出身女優シャーリーズ・セロン。全米で昨年公開された主演映画『スキャンダル』で各賞にノミネートされたシャーリーズだが、今月に入り2つの大きな賞で受賞を逃しており、そんな彼女を子供達は「授賞式は時間のムダ」とバッサリ斬り捨てたそうだ。

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シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーという豪華女優陣の共演で話題になった映画『スキャンダル(原題:Bombshell)』。米大手テレビ局内で起こったセクハラスキャンダルの裏側を描いた同映画で、シャーリーズは実在した売れっ子ニュースキャスター、メーガン・ケリーを熱演した。ヘアメイクから英語のアクセントに至るまで見事な完コピぶりもさることながら、シャーリーズの迫真にせまった演技が高く評価され、今年のゴールデングローブ賞、放送映画批評家協会賞(Critics’ Choice Awards)、アカデミー賞で主演女優賞に次々とノミネートされた。

しかし今月5日に開催された第77回ゴールデングローブ賞、ならびに12日に行われた第25回放送映画批評家協会賞では、いずれも『ジュディ 虹の彼方に』に主演したレニー・ゼルウィガーが主演女優賞を獲得、シャーリーズは受賞を逃したのであった。

来月9日にはいよいよアカデミー賞授賞式が行われるが、これまで2連敗中のシャーリーズについて、2人の子供達はすでに母の受賞には諦めモードな様子。シャーリーズは現地時間15日に出演した人気トーク番組『Jimmy Kimmel Live』のなかで、受賞を逃してしまった自身に対する子供達のリアクションを次のように語っている。

「大きな悲しみと怒りがまざったような感じだった。下の子(オーガストちゃん、4)は『絶対ママに受賞してほしかったのに!!』ってご立腹で。上の子(ジャクソンくん、8)は本当に心底ガッカリしていたの。」

ゴールデングローブ賞の受賞を逃した翌日には、第92回アカデミー賞のノミネートが発表され、シャーリーズは再び主演女優部門で候補となった。この快挙に本人は歓喜の声をあげるも、子供達は

「今度こそ…受賞できそう?」

と怪訝な素振りで聞いてきたそうで、シャーリーズが

「受賞できない可能性はすごく高いわ」

と告げると、ジャクソンくんは

「そんなの、単なる時間の無駄じゃん」

とバッサリ斬り捨てたという。このなんともストレートすぎる、そして忖度ナシのコメントに会場は笑いの渦に包まれた。

『スキャンダル』で実在する人物メーガン・ケリーを演じるにあたって役作りにはかなり苦労したといい、「彼女の話し方をマスターするのに6週間もかかってしまった」と明かしていたが、来月に行われるアカデミー賞授賞式ではそんな苦労が実り、彼女が3度目の正直で主演女優賞を受賞できることを願いたいものだ。

ちなみに同映画では、シャーリーズ・セロンを見事メーガン・ケリーに“変身”させたメイクアップアーティストの辻一弘氏(現在はKazu Hiroに改名し、米国籍を取得)が、メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされており、こちらにも受賞を期待する声が高まっている。



画像は『Charlize Theron 2020年1月7日付Instagram「Oh no! My bra is showing?!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)