昨今、度話題になる「ブラック校則」。キャリコネニュース読者からもブラック校則経験談が寄せられている。
販売・サービス職の40代女性は、「ブレザーを脱いで校内を歩けない」という校則があったという。ほかにも、
「丸刈りで、生え際に剃り込みを入れていると、その部分を黒の油性マジックで塗られた。某甲子園常連校でした」(50代男性、販売・サービス職)
といった校則を挙げる声もあった。
「駅でベンチに座ったり、飲み物を飲んだりしているのを見つかると親に電話がいきます」
技術職の40代男性の母校には、「イトーヨーカ堂に行ってはいけない」という校則があった。下校中の買い食いはもちろん、下敷きにアイドルの写真を挟むのも禁止だったという。
「もちろん頭髪も、男子は丸刈り、女子はショート。『体力作り』という活動があり、タイムや回数が悪いとクリアするまでやらされた」
販売・サービス職の10代女性は、私立の女子中学校での体験を振り返る。生徒の「見た目と素行」を最重視する学校だったという。
「駅でベンチに座ったり、飲み物を飲んだりしているのを教師に見つかると、親に電話がいきます。生徒は学校に戻され、説教を受けるのがお決まりでした。さすがに夏場の電車待ちで立ちっぱなしはきつかったです……」
「洗髪は週に1度でいい。女性は男性よりも長期間洗わなくてもいい」
営業職の40代男性は、大人になって改めて母校の校則に疑問を感じるという。その学校では、生活指導教員が校門で校則違反の靴下をバケツに回収していたという。
「罰則自体は普通なんですけど、なぜか女子限定。男子が回収されているのを一度も見たこともなければ、女子の靴下が返ってきた話も聞いたことはありません」
当時は「特に何の疑いも持ちませんでした」というが、今になって冷静に当時のことを考えると、
「当時はルーズソックスが流行っていた頃だし、そういうマニアックな店に売っていたとか、男子教員だったため個人の趣味でとか、いろいろ想像してしまいますね」
と綴る。クリエイティブ職の40代女性は、中学時代の修学旅行で受けた校則指導について綴っている。なぜか入浴時に"洗髪禁止"を言い渡されたという。
「新陳代謝の盛んな年頃です。1泊だけならまだしも、さすがに2泊目は我慢できず、何人かの生徒が髪を洗ってしまいました。お風呂から上がったところを先生が待ち伏せしていて、髪が濡れている生徒は別室に集められて『みんなの決まりを破った』と長時間の正座を強いられました」
その際に教師は、「洗髪は週に1度でいい。女性は男性よりも長期間洗わなくてもいいことになっている」などの説教もしていた。女性は「いまだに意味がわからずにおります」という。
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