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1800年代の時計やオートマタなど日本初公開、スイス人収集家のコレクション展が21_21 DESIGN SIGHTで開催

2020年01月18日 11:12  Fashionsnap.com

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21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で、特別展覧会「Mechanical Wonders|機械じかけの生命」が開催される。スイス人で19世紀末に機械式時計やオートマタ(機械式人形)のアートピースを収集していたモーリス=イブ・サンドのコレクションが初来日し、修復師のミシェル・パルミジャーニーが修復したアートーピースを公開する。会期は3月26日から4月1日まで。

 モーリス=イブ・サンドは1892年スイス・バーゼル生まれ。機械仕掛けで動くオブジェに熱中し、生涯を閉じるまでに1800年代製のアートピースを約130個集めた。コレクションの約半分はスイスのシャトー・デ・モン・ミュージアムに遺贈され、永久展示として一般公開されている。
 展覧会では「修復の仕事とは何か」をテーマに、2つの時間を表示する時計や、針が伸縮する楕円形の時計、扇形の窓に時間を表示する時計のほか、かいこや白ねずみ、かえるなどのオートマタを展示。当時の技術や素材などと合わせて、修復のプロセスについても紹介する。
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■Mechanical Wonders|機械じかけの生命会期:2020年3月26日(木)~4月1日(水)※3月31日(火)は休館時間:10:00~19:00会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3住所:東京都港区赤坂9-7-6公式サイト