2020年01月18日 07:01 リアルサウンド
7人組YouTuberグループのフィッシャーズが1月14日、自身のYouTubeチャンネルに、400万円する超高級ワインを飲む動画を投稿した。
(参考:フィッシャーズ、“テレビ出演”で振り返る大躍進の2019年 そしてさらなる活躍が約束された2020年へ)
動画冒頭に登場したのは、リーダーのシルクロード(以下、シルク)と、メンバーのモトキの2名。「とんでもないものを入手しました」と言ってシルクが取りだしたのは、世界一高値で取引されるワインとして名高い「ロマネ・コンティ」。その値段、なんと400万円。金額を告げられると、モトキは「やば! ビビるわ!」「AirPods100個より高い!」と目を丸くした。
しかし、「高いものをただ飲むというだけでは、ちょっと俺らっぽくないというか……もっと遊びたい!」と提言したシルクは、「ワインボトルパズル」なるアイテムを登場させた。これは、ボトルにはめた仕掛けを解かなければワインを飲むことができないという木製のパズル。メンバーの中でモトキだけが呼ばれた理由は、パズルが得意だから。ということで、モトキは発案者のシルクと一緒にパズルを組み立て、他のメンバーが解けるのかどうかを検証していくことになった。
挑戦したのは、ンダホとぺけたん。ちなみに、2人ともワインの値段が400万円だとは知らされていない。それぞれ試行錯誤してどうにか開けようと試みたのだが、全くもって手も足も出ず。そこで、仕掛け人であるモトキがチャレンジすると、華麗な手さばきにより、わずか30秒ほどで開けることに成功した。
早速ワインを味わうと、ンダホの感想は「あ、これうまいやつや」と一言だけ。一方のぺけたんも「嫌味がないね」と淡白なコメントを残した。シルクから値段を告げられると、2人とも驚きを露わにし、ンダホは「待って!もう1回コメントさせて!」、ぺけたんは「やっすいコメントだなって言われちゃうよ!」と、どちらも自身の味気ない発言を悔やんでいた。
今回のように、フィッシャーズの動画で、数百万単位の高額な品物が取り扱われることは珍しい。もちろん、これまで無理に出費を抑えていたわけではない。庶民派志向で、大学生の仲良しグループ的ノリが魅力の彼らにとって、動画に高級品を登場させたり、動画制作そのものに多額の資金を投じたりすることが、とりわけ重要というわけではなかっただけだ。
しかし、元日に投稿された動画の中で、シルクは「普段の動画には案外、実は予算がかかっていない。2020年は日本的にも大きなイベント(東京五輪)があるし、ド派手に行きたい」「みんなで貯めたお金を出し合って、スケールのデカいことをやっていく」と宣言している。また、今回の動画でも「企画にはどれほどお金を使っても良いってタイプなんですよ」とも明かしている。その「ド派手に行く」手始めが、先日公開された『【100分間】日本の王者たちvsシルクロードで本気で鬼ごっこした結果!?【フィッシャーズ】』という豪華な鬼ごっこ動画であり、さらに今回の400万円のロマネ・コンティであって、これからさらに、あっと驚くような「予算度外視企画」が用意されているかもしれない。
等身大の青年でありながら、一方で、一般人がやってみたくてもできないようなスケールの大きなことにも、例年以上に意欲を見せている今年のフィッシャーズ。2020年の活躍が楽しみになるばかりだ。(こじへい)