パーソルキャリアは1月16日、「大学受験の思い出」に関する調査結果を発表した。調査は2020年1月にネット上で実施し、一都三県(東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県)に住む、ビジネスパーソン(役員経営者、フリーランスは除く)で大学受験の経験がある男女610人から回答を得た。
自身の大学受験の印象を聞くと、平均年収層(年収400~500万円)では「ポジティブな思い出」と回答した人が半数程度(52.5%)であったのに対し、年収1000~1100万円の人は6割以上(66.5%)という結果となった。
1000万円プレイヤーの験担ぎ「わざと小さな失敗をしておく」
浪人経験の有無について聞いたところ、年収1000~1100万円の人の約4割(36.8%)が「ある」と回答。平均年収層は3割以下(24.6%)に留まり、年収が高いほど浪人を経験する割合も高くなる傾向が判明した。
受験前の験担ぎの方法を聞くと、年収1000~1100万円の人からは、
「ネガティブな妄想をしない」
「必ず上を向いてから試験に取りかかった」
「やると決めたことはなにがなんでもやりきると言い聞かせる」
という自身の気持ちを盛り上げるような声が多かった。他に、「わざと小さな失敗をしておく(ハンカチを忘れるなど)」といった声も。平均年収層(年収400~500万円)の人からは、
「同じ鉛筆を使う」
「決まった音楽を聴く」
「靴を右から履く」
といった「いつもと同じことをする」意見が目立った。