トップへ

メーガン妃とヘンリー王子は「エリザベス女王いじめをした!」毒舌家ピアース・モーガンが猛烈非難

2020年01月16日 20:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

毒舌を炸裂させたピアース・モーガン
毒舌家で有名なジャーナリストのピアース・モーガン(54)が、このたびのヘンリー王子、メーガン妃の上級王族及び主要公務からの引退について怒りを爆発させている。自身が司会を務める『Good Morning Britain』で「ハリー王子とメーガン妃は王室公務から退くためにエリザベス女王をいじめたのだ!」と発言。「女王を人質にして身代金を要求している」とも述べ、2人を激しく糾弾した。

ピアース・モーガンはデイリー・ミラー紙の元編集長で、現在はテレビの名物司会者としても活躍している。毒舌家として知られるモーガンは、数々の問題発言で炎上するなど常にその発言が注目されている人物だ。

ヘンリー王子とメーガン妃が王室公務から退き、カナダに移住するというニュースが英国中を席巻している中、モーガンは2人の決断を「胸くそ悪い」と一刀両断した。

「女王は2人にいじめられたのだ。彼らが女王にしたことは、非常にムカつく! 本気でそう思ってるよ」と厳しい意見を叩きつけた。

これに対し、同番組でプレゼンターを務めるスザンナ・リードは「女王はそんなこと、ひとことも言ってませんよ」とフォロー。しかしモーガンは「さらにムカつくのは、女王が彼らには逆らえず(2人の決断を)やむを得ないと感じさせられた挙句、受け入れざるを得なかったことだ」「彼らは多分これから半分イギリス、半分国外の生活だろう。しかもイギリスにほとんど住んでいなくても、英国民の税金で王室の警備員たちに警護してもらいたいんだろう?」とさらにヘンリー王子、メーガン妃への非難をエスカレートさせた。

「2人がカナダに住むなら、トルドー首相とカナダ政府が支払うんじゃないかしら?」というスザンナの意見に対しても、「彼らはフロッグモア・コテージ(ウィンザー城内にあるヘンリー王子とメーガン妃のイギリスの自宅)を手放したくないんだ。改装費を支払ったのは我々国民なんだぞ! まったくけしからん!! 彼らは一般人の苦労を知らんからな!」とおよそ4億円ともいわれる税金を投入して改装されたヘンリー王子とメーガン妃の英自宅の行方についても言及、怒りを爆発させた。

「彼らはまったく自己中心的だ。女王やフィリップ殿下のことなんて考えてやしない。誰のことも考えてないんだよ。女王はいじめにあったんだ。」

このように終始激しく怒るモーガンの隣に座ったスザンナは、「女王は彼らに協力的で、(この問題を)繊細に扱っていましたよ」と冷静に答えていた。

モーガンは自身のツイッターを更新し、「速報:ハリーとメーガンは美味しいモノだけを手に入れるため、まんまと女王いじめをした」と記している。さらに番組では「女王は、真ん中の息子(昨年、児童買春問題で話題になったアンドルー王子)だけをクビにすれば済むこと。98歳の旦那の体調も悪いし、2人の駄々っ子達は最悪の事態に女王を人質にして身代金を要求しているんだよ」とも語っている。

さらにメーガン妃に向けて「私は、あなたがいずれこうするだろうと思っていた。あなたは友人から離れ、父親から離れた。それに仕事からもね」と呼びかけた。

「メーガンは、母親以外の家族と離別しただろう。ハリーは義理の父親と一度も会ったことがないんだ。古い友人たちは知らん顔して切り捨てた。そしてついに、ハリーを実の兄から引き離したんだ。」

モーガンのメーガン妃に対する怒りは凄まじく、妃への批判を留める気は一切ないようだ。

なおオーストラリアのテレビ番組『Sunrise』では、以下のように語っている。

「メーガン・マークルは、実は見た目の印象とは違う人物だという思いが、自分の中で固まっている。」
「私が思うに、彼女は実際には冷酷な野心家で、これまでずっと成り上がるために人を利用しては切り捨ててきたんじゃないかとね。まったく不快な性癖だよ。」

モーガンが特に深刻な問題として受け止めているのは、メーガン妃が嫁ぎ先である家族=英王室を捨ててしまったことだ。そのうえヘンリー王子をも王室から離れさせようとしていることが、王室と君主制にとって危機になるのでは―と懸念している。加えてヘンリー王子に対して「この事態に関してハリーが全く弱い立場にいるというのも、重要な問題点だ」と心配しているという。

イギリス王室は1月13日にエリザベス女王、チャールズ皇太子、ウィリアム王子、ヘンリー王子と「サミット」とも報じられた話し合いの場を持ち、その日のうちにエリザベス女王による声明文を発表した。モーガンはこの女王の声明文に対して、BBCラジオ4に「我らの女王らしい声明で、思いやりにあふれている」といった旨のコメントを寄せている。
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)