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「休まないことは美徳」と考える世代1位は20~24歳の「Z世代」 若者に広まる「体調不良でも休まない」主義

2020年01月16日 14:50  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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メディプラスは1月16日、「休まない美徳」に関する調査結果を発表した。調査は全国の女性7万人を対象に実施し、「Z世代」(20~24歳)、「さとり世代」(25歳~36歳)、「団塊ジュニア世代」(37歳~48歳)、「バブル世代」(49~53歳)、「新人類世代」(54~58歳)、「しらけ世代」(59~67歳)、「団塊世代」(68~72歳)に分けて比較した。

もっとも「休まない美徳」意識が高かったのはZ世代で(26.6%)、2位はバブル世代(24.1%)だった。もっとも低かったのは団塊世代(18.1%)だが、これは、すでにリタイアしている人が多いことが理由であると考えられる。

「休まない美徳意識」最も高いのは群馬県

また、休まない美徳意識に「当てはまる・やや当てはまる」と答えた女性の病気時に対応を、「当てはまらない」と答えた女性と比較した。最も差が大きかったのは「休みたくないので無理して会社に行く」(1.97倍)で、2位は「病院に寄って出社しなるべく欠勤しない」(1.55倍)と、体調が悪くても仕事を優先してしまう傾向がみられた。

3位「栄養ドリンクを飲む」(1.38倍)、4位「熱いお風呂に入ってたくさん汗をかく」(1.26倍)、5位「出来る限り薬は飲まない」(1.15倍)と、休まない美徳意識が高い女性は、なんとしてでも出社しようとする傾向にあるようだ。

「休まない美徳意識」が高い都道府県は、1位群馬県(26.6%)、2位香川県(25.7%)、3位栃木県(25.4%)だった。ワーストは1位秋田県(18%)、2位高知県(19.4%)、3位滋賀県(19.6%)となっている。