連続ドラマ『伝説のお母さん』に大地真央と村上新悟が出演することがわかった。
2月1日からNHK総合「よるドラ」で放送される同作の主人公は、ロールプレイングゲームの世界に生きる「伝説の魔法使い」メイ。闇の力で世界を支配しようとした魔王を撃退し、平和を取り戻した聖戦に参加したメイは専業主婦としてワンオペ育児に奮闘していたが、ある日、魔王の封印が解かれ復活したという知らせが届くというあらすじだ。家事や育児に冒険に奮闘するメイ役に前田敦子がキャスティング。
大地真央が演じるのは、「……愚かな人間どもめ」「人間は複雑怪奇だ……」が口癖の魔王役。雌雄同体であるために「男だから」「女だから」という概念が理解できず、人間界の「ショウシカ」「ワンオペ」「タイキジドウ」に付け入った奇策を弄するというキャラクターだ。大地真央は「真央だけに魔王役のオファーをいただいたのでしょうか(笑)」とコメントしている。
村上新悟は魔王に仕える側近役にキャスティング。劇中では日々人間研究に勤しみ、人間社会の矛盾や弱点をプレゼンする。
■大地真央のコメント
真央だけに魔王役のオファーをいただいたのでしょうか(笑)
監督からもジェンダーレスで…というお話がありましたが、まずはインパクトのある魔王ビジュアルをスタッフの方と相談しながら、前髪のカーブや、メイクのトーン、まつげの色、衣装など、魔王の個性を表す細かいところまで考え、喋りかた声なども含め今回の魔王像を創りあげていきました。
女であり、男であり、女でもなく、男でもない、そして人間でもない、一筋縄ではいかない魔王です。
このドラマの一番奥深いテーマを語っていたり、敵でありながら、今の子育て世代に一番共感してもらえるのは実は魔王かも!?