中山美穂主演の連続ドラマ『連続ドラマW 彼らを見ればわかること』が、1月11日よりWOWOWプライムでスタートする。
核家族、大家族、単親家族、共働きで意識的に子どもを持たない「DINKs」など、多様な家族のあり方が生まれている現代の家族像をリアルに投影した本作は、『二十歳の君がいた世界』など、丁寧かつ大胆な女性心理の描写に定評のある小説家・沢木まひろによる書き下ろしのオリジナル作品。映画『神様のカルテ』などのヒット作で知られる深川栄洋が監督を務め、とある3人の妻たちとその家族に起きる事件を通して、それぞれの抱える秘密をあぶり出していく。
再婚相手との家庭で「妻」として「母」としての役割を全うしながら、官能作品で絶大な人気を誇るレディコミ漫画家の顔も持つ主人公・内田百々子役の中山美穂をはじめ、百々子の友人で夫に家事全般を任せるキャリアウーマンの富澤瑞希役に木村多江。百々子が別れた夫の「イマ妻」で、百々子と同じマンションに引越してくる看護師の鴨居流美役に大島優子。3人の妻たちの事情や欲望に翻ろうされる夫役を、生瀬勝久、長野博、上地雄輔が演じる。
二子玉川に建つ瀟洒なマンションの最上階で暮らす百々子は、人気レディコミ漫画家。再婚相手で経営者の櫂斗(生瀬勝久)と大学生の息子・柊司(高橋優斗)を家族に持つ母でもあり、同じマンションに住む同い年の友人・瑞希とダイニングバーでストレス解消も兼ねた近況報告を繰り広げる日々を送っていた。しかし、そんなある日、百々子の元夫・葉介(長野博)が、新妻の流美とともに百々子と同じマンションに引っ越して来る。
今後の波乱を予感させる第1話。隣人として元夫と再会したその時、百々子はどんな行動を取るのだろうか。
(テキスト:橋本達典)