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ペットボトルから作ったユニクロ「ドライ EX」ウェア、フェデラー選手や錦織選手らが全豪オープンから着用

2020年01月10日 14:52  Fashionsnap.com

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錦織圭選手 Image by: ユニクロ
「ユニクロ(UNIQLO)」のグローバルブランドアンバサダーを務めるテニスプレイヤーのロジャー・フェデラー(Roger Federer)選手と錦織圭選手、プロ車いすテニスプレーヤーの国枝慎吾選手とゴードン・リード(Gordon Reid)選手が、ペットボトルのリサイクル繊維を使用した新生「ドライ EX」のゲームウェアを「全豪オープンテニス2020」から着用する。
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 ペットボトルを活用したリサイクル繊維の開発においては、回収ペットボトルの混入異物により、従来は特殊な断面を持つ繊維や極細繊維の生産は困難とされていたが、両社は独自のフィルタリング技術により可能にした。新生ドライ EX素材にはペットボトルのリサイクル繊維から作られた高品質な特殊繊維を採用している。
>>ユニクロがペットボトルからリサイクルしたドライ EXを東レと開発
 フェデラー選手と錦織選手が着用するゲームウェアのレプリカは、1月17日にユニクロの一部店舗と公式オンラインストアで発売。両選手のモデルで共通して、ポロシャツ(2,990円)やショートパンツ(2,990円)、リストバンド(790円)、ソックス(790円)をラインナップし、錦織選手モデルのみキャップ(1,990円/すべて税別)を用意する。なお、レプリカモデルには従来のドライ EX素材を使用している。デザインはこれまでのレプリカモデルと同様に、クリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)が率いるユニクロパリR&Dセンターのデザインチームが担当した。
 フェデラー選手モデルでは、Vネックの首後ろ部分にレッドのラインを施したポロシャツをネイビーとホワイトの2色で展開し、吸湿性や伸縮性、手触りなどが異なる3種類のメッシュ素材をパーツごとに使い分けた。ショーツは鮮やかなレッド系パープルで彩った。
 錦織選手モデルのポロシャツは、ターコイズブルーとホワイトのボディを用意。背面と襟のネック部分にメッシュ素材を採用することで通気性を高めた。それぞれの襟元と側面に、深みのあるレッドと明るいオレンジのラインを施しており、ショーツにもアクセントとしてオレンジを組み合わせた。