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イギリスに実在する漁師バンドがパブで大熱唱 『フィッシャーマンズ・ソング』本編映像公開

2020年01月10日 14:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて』(c)FISHERMAN FILMS LIMITED 2019

 1月10日より公開される映画『フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて』の本編映像が公開された。


 本作では、『輝ける人生』(2017年)の製作チームが、イギリスで活躍している実在の漁師バンド“フィッシャーマンズ・フレンズ”の奇跡の実話をもとに映画化。本国イギリスでは、動員数100万人を超える大ヒットを記録し、公開から8か月が経過した今でも上映中という、異例のロングランを継続している。


 イギリスのコーンウォール地方にある港町ポート・アイザックを旅行していた音楽マネージャーのダニー(ダニエル・メイズ)は、偶然フィッシャーマンズ・フレンズの浜辺ライブを見かける。上司たちに彼らとの契約を命じられたダニーは、小さな港町に居残るはめに。民宿の経営者でシングルマザーのアルウィン(タペンス・ミドルトン)は、ダニーの失言に敵意をむき出しにしていたが、彼が見せた音楽への情熱に心を動かされる。契約できたものの、はたしてフィッシャーマンズ・フレンズは生き馬の目を抜く音楽業界でメジャーデビューできるのかーー。


 本編映像では、レコード会社への売り込みのため、ポートアイザックからロンドンへやってきたフィッシャーマンズ・フレンズが、まるで修学旅行のように大はしゃぎ。マネージャーのダニーに内緒でロンドンのパブに初潜入し、漁歌を知らないという若者にジム(ジェームズ・ピュアフォイ)が「Drunken Sailor」を歌い始めるや否や、他のお客さんも巻き込んでの大熱唱に。世代も育った環境も違う人々を大いに沸かせ、フィッシャーマンズ・フレンズ”の実力を見せつけた。「これが漁師の歌(シーシャンティ)だ!」と言うジムの満足気な表情も印象的な映像となっている。(リアルサウンド映画部)