2万点が揃うアットコスメストア初の旗艦店「@cosme TOKYO」オープン、ネット×リアルの美容拠点に
2020年01月09日 22:42 Fashionsnap.com
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@cosme TOKYOは「ギャップ（Gap）」の旗艦店「Gapフラッグシップ原宿」の跡地に出店し、3フロア構成の総売場面積は約1,300平方メートル。アットコスメストアの既存店と同様に、プチプライスコスメからデパートコスメまで幅広く取り扱うラインナップを最大限に活かし、約200ブランドから色や種類を含めて2万点前後を揃える。初めて導入するブランドは「トム フォード ビューティ（TOM FORD BEAUTY）」や「トーン（to/one）」「ジョー マローン ロンドン（JO MALONE LONDON）」「イヴ・サンローラン・ボーテ（Yves Saint Laurent Beauté）」「オルビス（ORBIS）」「クラランス（CLARINS）」「コスメデコルテ（DECORTÉ）」など。
1階中央には、過去のベストコスメアワードの受賞商品や殿堂入りのアイテムを集積した「ベストコスメアワードタワー」を展開し、フロア奥にアットコスメ上のウィークリーランキングを反映するコーナーを初めて設置。このほかポップアップスペースを2ヶ所に開設し、オープン時はランコムと「セザンヌ（CEZANNE）」が出店する。エントランス横のライブ配信スペース「＠STUDIO」は、オリジナル番組をはじめとした様々なブランドや企業、美容メディアなどとのコラボレーション番組を配信するスタジオになっており、4月から本格的に稼働する予定。オープン日の1月10日から13日まではメーキャップアーティストらを招いたプログラムを毎日配信する。
2階は、@cosme TOKYOの売上ランキングコーナーやメンズ・ユニセックスアイテムのコーナー、素材やパッケージデザインに和風なものを採用した和コスメコーナー、フレグランスタワーといった新コンテンツを用意したほか、パナソニック（Panasonic）が開発した鏡型のセルフ肌診断機器「ビューティーミラー」と、ブラックライトで肌状態を測定するウッドランプの2種類のビューティテックを完備した。
1階と2階の共通コンテンツとしては、アットコスメの最新情報が流れるデジタルサイネージを各所に設置したほか、レジカウンター後ろの壁に埋め込んだ巨大なサイネージで展開ブランドの最新ヴィジュアルやニュース情報を発信。洗面台を完備したテスターバーエリアにはゆとりあるスペースが設けられ、セルフでの商品選びを窮屈にならずに行うことができる。
3階は基本的にアットコスメのアプリ会員のみが入場可能で、コンセントとミラー、ティッシュを備えたパウダースペースや酵素カプセル（利用料金未定）といったサービスが利用できる。イベントスペースも用意し、ブランドと顧客の交流会や新作発表会などのオープンスペースとして活用する。
原宿エリアは外国人観光客の訪問も多いことを踏まえて、外貨両替機を設置。店内の各所に日本語のほか、英語や韓国語、中国語（繁体字と簡体字）に対応する翻訳機能付きのタブレット端末を備え、商品のバーコードをスキャンすると商品情報が表示される。膨大な商品数を揃えた店内でもゆっくりと買い物を楽しんでもらうため、2時間まで無料のロッカー（1階）やキッズスペース（2階）、給湯器付きの授乳室（2階）、コンセント付きのフリーチェア（2階）を用意している。
@cosme TOKYOの伊藤奈津美店長は「ここにくれば何かに出会える・買えると思っていただける商品展開のバリエーションやアットコスメで発信しているビューティー情報と紐付けた提案が強み」と話し、集客の自信をのぞかせた。アイスタイルの吉松徹郎 代表取締役社長兼CEOは「旗艦店のオープンはアットコスメストアの1号店を出店した10年以上前から構想していた。最新のビューティーテックを取り入れた実験的で最先端の店舗としてお客様に新しい購買体験を楽しんでもらいたい」とコメント。今後有料のカウンセリングサービスや新商品の予約受付など、サービスの拡充を予定しているといい、オープン初年度の売上目標は40億円に設定している。
■＠cosme TOKYOオープン日：2020年1月10日（金）住所：東京都渋谷区神宮前1-14-27営業時間：10:00～21:00休業日：不定休
