サラヤは12月、「ウイルス対策に関する調査」の結果を発表した。調査は11月にネット上で実施し、20~40代の女性300人から回答を得た。最も警戒しているウイルスを聞くと、最多は「インフルエンザ」(64.8%)で、次いで「ノロウイルス」(31.6%)となった。
冬はウイルスが繁殖しやすい時期だが、どのようなウイルス対策を行っているのかを聞いた。最も多かったのは「手洗い」(87.0%)。以降、「うがい」(68.4%)、「マスクの着用」(49.2%)、「ワクチンの接種」(27.5%)、「加湿」(25.4%)、「手のアルコール消毒」(19.2%)と続く。
ドアノブや電車の吊り革などで感染が拡大することも
ウイルス対策を行う理由は、上位3つに「家族へ感染しないように」(37.0%)、「子どもが小さいから」(20.4%)、「子どもの受験が控えているから」(18.8%)がランクイン。家族のために対策を行う人が多いようだ。4位以降、「しんどいのが嫌だから」(16.6%)、「自身の仕事への影響」(7.2%)となった。
中には、対策をやりすぎる人もいる。ウイルス対策について、やりすぎだと感じたことを聞くと、「一年中マスクを着用している」「首から下げるウイルス予防グッズ」のほか、「インフルエンザの時期に幼稚園を休ませる」といった声が寄せられた。ほかにも
「持ち物を除菌しまくる人」
「何か触ると毎回手をアルコール除菌する」
「ショッピングモールに行ったとき、友達が店内のベビーカーや椅子などを除菌シートで拭き取っていた」
といった声があがっている。同社はウイルスは手を介して鼻や口、目などから体内にはいることが多く、「電車のつり革・手すり・エレベーターボタン・ドアノブを介して手から手へと拡がり、それが感染拡大のきっかけとなります」としているが、すべて除菌はやりすぎに感じる人は少なくないようだ。