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被害広がるオーストラリアの森林火災、地元デザイナーらが売上金を寄付

2020年01月07日 14:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

「マッグロー」のインスタグラムより
オーストラリアで昨年から続く大規模な森林火災による被害拡大を受け、地元のファッションブランドや企業の間で支援の輪が広がっている。

 長期化している森林火災は特に南東部で被害が深刻化しており、焼失面積は昨年の南米アマゾンでの火災を上回る約5万平方km以上に及び、現在も収束するめどは立っていない。
 被害の拡大を受け、オーストラリア出身デザイナーが手掛ける「クリストファー・エスバー(Christopher Esber)」や「アレックス・ペリー(Alex Perry)」「ジマーマン(Zimmermann)」「ディオン・リー(Dion Lee)」「アリス・マッコール(Alice McCall)」「カメオコレクティブ(C/MEO COLLECTIVE)」などのブランドが支援を表明。期間限定で売上の一部、もしくは全額を赤十字や地元の消防隊などへ寄付するほか、「マッグロー(macgraw)」は火災で約8,000頭の被害が出ているというコアラのイラストが描かれた支援Tシャツの製作を決めた。オーストラリア産のウール素材を扱うザ・ウールマーク・カンパニーでも寄付を呼びかけるなど、国内外の企業も支援に乗り出している。
[[https://www.instagram.com/p/B64ZHjjF8jt/]][[https://www.instagram.com/p/B648aV4lt8d/]]
■ オーストラリア赤十字