トップへ

2020年にちなみ2020ドルのチップ! “太っ腹”のドニー・ウォールバーグ

2020年01月04日 18:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

21万円超ものチップ弾んだドニー・ウォールバーグ
近年は俳優として活躍するドニー・ウォールバーグが、元旦に訪れたレストランにて今年の西暦にちなみ2020ドルものチップを支払っていたことが分かった。

俳優マーク・ウォールバーグの兄で、1980年代を代表するボーイバンド「ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック(New Kids On The Block)」メンバーでもあるドニー・ウォールバーグ。近年は音楽活動のほか俳優業や司会業でもその才能を披露し、マルチな活躍ぶりを見せつけている。

そんなドニーは現在、妻のジェニー・マッカーシーとともにシカゴ郊外に住んでおり、2人は2020年の元旦、息子とその友人らを連れ、地元の人気ダイナーチェーン店「IHOP(アイホップ)」へと出かけた。そこで合計78ドル46セント分の食事をしたのだが、ドニーは今年の西暦にちなみ、なんとウェイトレスのべサニー・プロベンチャーさんに2020ドル(約21万8000円)のチップを渡すという太っ腹な行為に出たそうだ。

通常アメリカのカジュアルなレストランで食事をした場合、チップの相場は15~20%程度と言われている。この日のドニーの場合、78ドル46セント相当の食事に20%のチップを置いたとしても、その金額はせいぜい16ドル程度の計算だ。ドニーのチップ額は2020ドルであるから、つまり通常額を軽く100倍以上超えた金額を残していったことになる。

べサニーさんは最近一人息子とマイアミから引越してきたばかりのシングルマザーだ。毎月のやりくりにはとても苦しんでいたそうで、元旦に自分の身に起こった映画のようなストーリーについて

「本当に信じられませんでした」
「引越し先には何も置けなかったのですが、これで家具を購入することができます」

と地元のインタビューで喜びをあらわにした。

ドニーの妻ジェニーが自身のTwitterに公開したレシートには、チップ額の記入欄に「$2,020」と記されたほか、

Thanks, Bethany!(ありがとう、べサニー!)
Happy New Year(ハッピーニューイヤー)
2020 Tip Challenge(2020 チップチャレンジ)

とメッセージも書かれている。

ジェニーは夫のこの太っ腹な行為について

「彼の素晴らしい人柄を反映したこんな行為で、ドニーの2020年が幕を幕を開けました」

とツイート、“#2020tipchallenge”というハッシュタグを添えた。

この“2020 Tiip Challenge”とは全米で流行している新たなチャレンジで、客が食事をした際に請求額と同額(100%)のチップを置いていくというもの。ドニーの場合はざっと見積もって2575%相当のチップを残していった計算だ。べサニーさんはのちにドニーから電話をもらったそうで、直接お礼を言うことができたと明かしている。

ジェニーのツイートを見た人々からは

「心根の優しい太っ腹なドニーが素晴らしすぎる!」
「新年早々、たくさんの愛を拡散してくれてありがとう」

など、彼の人柄を称賛するコメントが多数寄せられている。

また明日の食べ物や来月の家賃の支払いに困っている人のために、個人レベルでそれぞれができることをしていこう―という動きが静かに広まっているようで、ジェニーのTwitterには

「2020ドルのチップはさすがに無理だけど、今日はドニーを見習って20ドル20セントを置いてきたよ」

とドニーの行為に感化されたユーザーからの報告も見受けられた。

このたびの心温まるエピソードには、新年早々多くの人がほっこりとした気持ちになったことだろう。

画像2枚目は『Jenny McC-Wahlberg 2020年1月1日付Twitter「@DonnieWahlberg starting 2020 off like the amazing man he is.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)