トップへ

ラフォーレ原宿の広告を制作、アートディレクター矢後直規が初の大型個展を開催

2020年01月04日 09:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

矢後直規展「婆娑羅」ヴィジュアル
アートディレクターの矢後直規が、自身初となる大型個展「矢後直規展『婆娑羅』」をラフォーレミュージアム原宿で開催する。会期は2月22日から3月8日まで。

 矢後はラフォーレ原宿の広告をはじめ、Chara、RADWIMPS、菅田将暉、矢野顕子といった人気アーティストのCDジャケットやミュージックビデオ、MAN WITH A MISSIONのライブ演出、篠山紀信の写真集のブックデザインを手掛けるなど多岐にわたり活動。今夏就航予定のJALグループのLCC「ジップエア(ZIPAIR)」ではエアラインのコンセプト開発から、制服、シューズ、機体内装のディレクション、ロゴや機体外装、アメニティのグラフィックデザインなどを担当している。
 個展では、これまでに手掛けた様々な作品の世界観が集結した古代遺跡をテーマに会場を構成。今回のために再構築した過去作品やラフスケッチなどが並ぶ。このほか、ラフォーレ原宿とともに新作を約1年半かけて制作。ラフォーレ原宿のシンボルとして知られ、昨年2月に伐採された銀杏の木を用いた作品を初披露する。
 会期中、写真家の篠山紀信や瀧本幹也、奥山由之、スタイリストの伊藤佐智子らゲストを迎えたトークイベントの開催や、個展の開催に合わせて制作した作品集の先行発売を予定している。
 「婆娑羅」をテーマに制作した個展のヴィジュアルには、モデルや女優として活動する八木莉可子を起用。「馬(ba)」と「皿(sara)」を抱えるジョッキーがモチーフとなっている。
【あわせて読みたい】「ジップエア」の制服は堀内太郎がデザイン、着まわしと機能性を重視した20点を発表
■矢後直規展「婆娑羅」会期:2020年2月22日(土)~3月8日(日) 時間:11:00~21:00(入場は20:30まで)会場:ラフォーレミュージアム原宿住所:東京都渋谷区神宮前1丁目11番6号 ラフォーレ原宿6階入場料:無料問い合せ先:03-3475-0411(ラフォーレ原宿代表番号)公式サイト