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女性が出産後もキャリアを築ける職場の口コミ「育休取得後に時短で営業として成績を上げている人がいる」

2020年01月03日 09:10  キャリコネニュース

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近年、女性が出産後も働き続けられる環境の整備が各企業で進められているが、現状どうなっているのだろうか。企業口コミサイト「キャリコネ」には、以下のような口コミが寄せられている。

「女性の産休と育休の消化率は、ほぼ100%だと思う。辞める人はなかなかいない。派遣でも有休もとりやすい環境である」(教師・インストラクター/30代前半/女性/派遣社員/年収240万円)

今回は、どのような職場だと産休・育休取得しやすいのか、産休・育休を経た人たちはどのような働き方をしているのか、その特徴を見てみよう。【参照元:キャリコネ】

「毎年30人以上が育休産休を取得して、大半の方が戻ってくる」

「女性の経営陣、役員もおり、産休・育休からの復職者も非常に多い」(技術関連職/30代前半/男性/正社員/年収500万円)

「ここ5年位で飛躍的に良くなったと思う。毎年30人以上が育休産休を取得して、大半の方が戻ってくるので理解のある環境だと感じる。半数以上が女性の会社」(営業企画/20代後半/男性/正社員/年収550万円)

「女性同士のネットワーク促進を会社として行っている。育休明けで退職する人も少ない」(研究開発/30代後半/男性/正社員/年収850万円)

女性経営者であったり、女性が多い職場であったりすると産休・育休の取得率は高い。出産に対する理解力の高さが取得率の高さに繋がっているようだ。

「産休前にどれだけ実績を積んだかが重要であると思う」

「社内において男女の差を感じたことがない。産休育休取得後に時短で営業として成績を上げている女性もいる。ライフイベントでキャリアを断念するような女性もあまりいない」(企画営業/20代後半/女性/正社員/年収507万円)

「復職後も、今までと同じミッションを行なっていきたい社員には、自由度の高い働き方ができる在宅勤務制度などがある。セーブしながら働きたい場合は、業務内容を切り替えて働いているケースもある」(企画営業/20代後半/女性/正社員/年収507万円)

時短が取りやすかったり、復帰後に在宅勤務制度を適応したりする会社もあった。これからは、「時短と在宅併用」というケースも増えていきそうだ。一方、事務管理職の20代前半女性は「産休育休・時短制度も今や当たり前となっており、取りづらい雰囲気はない」というものの、

「ただし、一旦産休等で遅れを取ると、出世にかなり遅れを取ることとなり、場合によっては出世コースから外れることもある。産休前にどれだけ実績を積んだかが重要であると思う」(正社員/年収350万円)

と綴っている。

ショップスタッフでも育休・時短OKの職場も

「産休育休空けの時短勤務の申請は可能です。勤務している店舗ではスタッフ7人中、1人の時短勤務のママ社員がいます。3人のお子様がいて頑張ってます」(カウンターセールス/40代前半/女性/契約社員/年収350万円)

「基本、妊娠出産した女性の時短や土日休みなどの希望は聞き入れられてると思うが、年間休日がそもそも少ないため祭日等は休むことができない、カレンダー通りの休日にはならない。最近は産休、育休を取り復帰する人が増えてきた」(ショップスタッフ/30代前半/女性/正社員/年収450万円)

対面での接客や売り場でも、育休や時短が可能な職場もあった。ショップや飲食店といえば、休日、祝日がかき入れ時だ。人件費や人手不足といった大きな問題を抱える業種のひとつでもある。そうした実状を踏まえると上記のような職場ばかりとは言えない。しかし、このような店舗がひとつでも増えていくことが大事だろう。【参照元:キャリコネ】

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